12月は冬の天気分布 7日から強烈寒気 日本海側で降雪量多く 太平洋側も寒さ増す

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2024年11月30日 16:22  日本気象協会

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日本気象協会

12月は冬の天気分布 7日から強烈寒気 日本海側で降雪量多く 太平洋側も寒さ増す

この先2週間の天気の見通しです。12月1日(日)は日本海側の雪や雨も次第にやむでしょう。太平洋側は晴れて、行楽日和、紅葉狩り日和になりそうです。4日(水)以降は冬型の気圧配置になり、特に7日(土)頃から一段と強い寒気が流れ込む予想です。日本海側は降雪量が多くなる恐れ。太平洋側も朝は冷え込みが強まり、日中も寒さが増しそうです。



●12月1日(日)は天気回復 2日(月)〜3日(火)は北日本で雨・風強まる


12月1日(日)は冬型の気圧配置が緩むでしょう。北海道や東北の日本海側は朝まで雪や雨が降りますが、日中は次第に天気が回復する見込みです。北陸は昼頃まで雨が降ったりやんだりするでしょう。太平洋側の各地は晴れてお出かけ日和、紅葉狩り日和の所が多くなりそうです。九州は天気が下り坂で、午後は北部を中心に雨や雷雨になるでしょう。

2日(月)から3日(火)にかけては低気圧が発達しながら北海道の北を進み、低気圧から延びる前線が北日本や東日本付近を通過する予想です。北海道から北陸は雨や風が強まるでしょう。


●冬型の気圧配置 7日(土)頃から一段と強い寒気が流入


4日(水)から6日(金)にかけては冬型の気圧配置が続く見込みです。北海道や東北の日本海側は雪や雨が降りやすいでしょう。北陸から山陰は断続的に雨が降りそうです。関東から西の太平洋側は晴れて、空気の乾燥した状態が続くでしょう。火災が増えています。火の取り扱いにいっそうご注意ください。

7日(土)頃は一段と強い寒気が南下し、冬型の気圧配置が強まるでしょう。上空1500メートル付近で、マイナス6℃以下の平地で雪が降る目安の寒気が北陸まで南下する見込みです。北海道の日本海側から北陸は雪の降る量が多くなる恐れがあります。平地でも積雪が急増する可能性があり、最新の情報にご注意ください。関東以西の太平洋側も冷たい北風が吹きつけるでしょう。


●8日(日)以降も寒気の影響で寒い日が続く


8日(日)以降も寒気が流れ込みやすくなります。北海道や東北の日本海側は雪が降り、積雪が増えるでしょう。北陸は断続的に雨が降り、平地でもたびたび雪となりそうです。山陰は雨が降りやすいでしょう。

関東から九州は一部でにわか雨がある程度で、おおむね晴れて、空気が乾燥する見込みです。引き続き火の取り扱いにご注意ください。

朝晩は冷え込みが強まるでしょう。札幌市では冬日(最低気温0℃未満)が続き、青森市も9日(月)以降は冬日となりそうです。金沢市の最低気温は3℃ほど、東京都心から福岡市の最低気温は5℃前後まで下がる所が多く、冷え込むでしょう。

日中も寒さが続きそうです。札幌市では13日(金)は真冬日(最高気温0℃未満)となるでしょう。東京都心から福岡市でも13℃くらいまでしか上がらず、一段と寒くなりそうです。万全な寒さ対策が必要です。



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