2024明治安田J1リーグ第37節が30日に行われ、柏レイソルとヴィッセル神戸が対戦した。
降格圏と勝ち点差「5」の17位柏は、勝てば自力で残留決定。一方で首位に立つ神戸も、白星で連覇および天皇杯との2冠に王手がかかる。
試合の均衡が破れたのは5分、柏が先手を取る。手塚康平の左コーナーキックに木下康介が頭で合わせて押し込んだ。その後は柏が強度の高い守備で神戸の攻撃陣に自由を与えず、ホームチームが1点リードで折り返す。
神戸の反撃を耐えてきた柏だったが、後半アディショナルタイム2分にジエゴが武藤嘉紀への肘打ちで2枚目のイエローカードを受け取り退場。PKを得た神戸は大迫勇也がキッカーを務めたものの、まさかの枠上に外して失敗。柏は九死に一生を得る。
しかし試合終了間際、コーナーキックの流れから武藤が押し込んでゴールネットを揺らす。長い長いVARチェックの末に得点が認められ、神戸が土壇場で追いついた。
試合はこのまま終了し、勝ち点「1」ずつを分け合った。柏の勝ち点獲得により、19位北海道コンサドーレ札幌はあす12月1日のサンフレッチェ広島戦を戦わずして降格が決まった。ただ、18位ジュビロ磐田が勝利したため、柏は今節での残留決定とはならなかった。なお、広島が札幌に勝てば神戸との勝ち点差「1」で最終節に突入する。
J1リーグ最終節は8日に行われ、柏は敵地で札幌と、神戸はホームで湘南ベルマーレと対戦する。
【スコア】
柏レイソル 1−1 ヴィッセル神戸
【得点者】
1−0 5分 木下康介(柏)
1−1 90+10分 武藤嘉紀(神戸)
【ゴール動画】武藤嘉紀が執念の同点ゴール!
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タイトルへ運命の判定は...
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この1点の持つ意味は大きい#武藤嘉紀 執念の同点ゴール
🏆明治安田J1リーグ第37節
🆚柏×神戸
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