アーセナルのミケル・アルテタ監督がリーグ戦に向けての会見に臨んだ。29日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
前節終了時点でプレミアリーグの4位につけていたアーセナルは30日、第13節ウェストハム戦をアウェイで迎える。そのリーグ戦で現在首位に立つのが、今シーズンからアルネ・スロット監督が就任したリヴァプール。アーセナルとは勝ち点差「9」をつけているが、2019年12月からチームを指揮し、直近の過去2シーズンはいずれもマンチェスター・シティに優勝を譲り2位に終わっているアルテタ監督は、このリーグを戦い続ける難しさを語った。
「我々もその立場(リーグ戦首位)に立ったことがあるが、10ヶ月間その状態を維持するのは非常に難しい。ある日突然、上手くいっていると思っていたものが崩れることがある。それが試合結果によるものだったり、選手の負傷やその他の要因によるものだったりする。それがいつ何が起こる変わらないし、そのために準備をしておく必要があるだろう」
「とはいえ、それは我々ではコントロールできない部分もある。我々にできるのは、自分たちのパフォーマンスを最高の状態に保つことだけなんだ」
また、アーセナルの状態については「私は自分のチームを本当に信じている。(リヴァプールに)追いつけると信じているよ」と語ると、以下のように続けた。
「ただ、我々にとって何より重要なことは、自分たちが一貫性を持ち、試合に勝つ権利を得られるようなパフォーマンスを続けること。そして、チームの選手たちが万全な状態を保つこと。この戦いは、長期戦なんだ」
「勝利はエネルギーや自信を高めてくれる。ここ2試合で大きな勝利を得られたが、これからはその一貫性を保ち、勢いを持続させることが重要だ。次の対戦相手であるウェストハムも強敵だが、同じようなパフォーマンスを再現し試合に勝つことを目指すよ」
今シーズン悲願ののリーグ優勝を狙うアーセナル、その戦いに注目が集まる。