《これもし冤罪だったら、謝罪で済む話じゃないでしょ。さすがにやり方変えるべき》
11月21日、SNS上でセブンイレブンの万引き対策について、注目が集まった。
万引き疑惑の人物を“晒し行為”
「セブンイレブン某店では、万引き疑惑の人物の顔が映った写真を店舗内に掲示したのです。これがSNS上で拡散されました。万引き行為への注意喚起からこのような対応を取ったのでしょうが、個人の顔がわかる写真を店内に貼りだすのは問題行為です。プライバシーの侵害になるなど、この対応は悪手だと思います」(一般紙社会部記者、以下同)
この万引き対策に対して、ネット上では、
《これは全国展開してほしい》
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《コンビニに限らずスーパーでも取り入れるべき》
《どんどんやればいい 今の時代犯罪を犯すとどれだけのリスクがあるか分からせなければ》
と、犯罪行為を厳しく取り締まる姿勢を称賛する声も散見されたが、その一方で、
《大手コンビニがやるべきことなのかな。顔がネットで拡散されて簡単に肖像権の侵害になる。店員同士で共有する程度にしないと》
《これ違ったら、名誉棄損とかで訴えられちゃうでしょ。もっとやり方あったんじゃないかな》
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など、批判的な意見も寄せられ、物議を醸している。
セブンイレブンを運営する株式会社セブン&アイホールディングスの広報担当者に話を聞いてみると、
「SNS等でこのような投稿、ご意見があることは把握しており、対象店舗を特定し厳しく注意喚起を実施するとともに、すでに撤去されております。本事案についてはプライバシーに対して配慮を欠いた対応であり、本部としても当該行為を容認できるものではございません。
現在、全国の経営相談員に共有し、改めて加盟店さまに対しても実態の確認および注意喚起を順次行っています」
セブンイレブンの万引き対策は店舗ごとで対応が異なるのだろうか。
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「あくまでも個店の対応となりますが、本部としても“万引きをさせない・されない店づくり”に向け、加盟店さまに配布する社内誌や定期的な案内を通じて未然防止のポイントをお伝えしています」
万引きは許されない行為だが、プライバシーは保護されるべきだろう。