南海電鉄・泉北高速鉄道合併、両社相互間の運賃を最大150円値下げ

2

2024年12月04日 15:41  マイナビニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
南海電気鉄道と泉北高速鉄道は4日、合併に伴う両社相互間の普通運賃・定期運賃について、2025年4月1日以降、南海電鉄の運賃表を適用して初乗り運賃の二度払いを解消することにより、値下げを行うと発表した。普通運賃(大人)は最大150円値下げされるという。


泉北高速鉄道の深井駅から堺東駅までの新運賃は240円(現行運賃より100円値下げ)、新今宮駅および難波駅までの新運賃は420円(現行運賃より30円値下げ)。泉ケ丘駅から堺東駅までの新運賃は290円(現行運賃より90円値下げ)、新今宮駅および難波駅までの新運賃は490円(現行運賃と同じ)。栂・美木多駅から堺東駅までの新運賃は370円(現行運賃より50円値下げ)、新今宮駅までの新運賃は490円(現行運賃より40円値下げ)、難波駅までの新運賃は530円(現行運賃と同じ)となる。

栂・美木多駅から和歌山市方面において、現行運賃から100円以上の値下げとなる区間も多く、和歌山市駅までの新運賃は1,060円(現行運賃より130円値下げ)に。栂・美木多駅から磯ノ浦駅(加太線)までの新運賃は1,090円(現行運賃より150円値下げ)で、値下げ額の最も大きい区間となっている。



光明池駅から堺東駅までの新運賃は420円(現行運賃より20円値下げ)、新今宮駅および難波駅までの新運賃は540円(現行運賃より10円値下げ)、和歌山市駅までの新運賃は1,090円(現行運賃より120円値下げ)。和泉中央駅から堺東駅までの新運賃は440円(現行運賃より40円値下げ)、新今宮駅までの新運賃は560円(現行運賃より30円値下げ)、難波駅までの新運賃は590円(現行運賃と同じ)、和歌山市駅までの新運賃は1,110円(現行運賃より140円値下げ)となる。



普通運賃は一部区間を除いて値下げとする一方、定期運賃は全区間で値下げに。通勤定期運賃(大人1カ月)の値下げ額は最大1万2,470円、通学定期運賃(大人1カ月)の値下げ額は最大5,640円。なお、「値下げ後の運賃で乗車券を購入希望の場合は、4月1日初列車以降にお買い求めください」としており、有効開始日が4月1日以降の定期乗車券等でも、3月31日までに購入した場合は現行の運賃になるとのこと。泉北高速鉄道線内(中百舌鳥〜和泉中央間)の普通運賃・定期運賃、光明池〜和泉中央間の加算運賃、特急「泉北ライナー」の特別急行料金・定期特別急行料金は変更しない。(MN 鉄道ニュース編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • 「東葉高速鉄道」と「東京メトロ」、「りんかい線」と「JR東日本」も続いてほしい。特に後者は京葉線の新宿乗り入れも容易になる。 建設費云々もあるが、国交相と親側 幹部社員の天下り先の確保の為に存立が大きい。
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ニュース設定