【写真】かっこよすぎ!「ヒュー・グラント」フォトギャラリー
今年3月の第96回アカデミー賞(R)で国際⻑編映画賞・音響賞を受賞した『関心領域』や、昨年の第95回アカデミー賞(R)で作品賞ほか7部門を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』など数々の話題作を世に送り出してきた映画スタジオ、A24。今や世界を席巻するA24は、これまで『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』『LAMB/ラム』『TALK TO ME トーク・トゥー・ミー』といった数々のスリラー/ホラー作品で人々を恐怖に陥れてきた。
そんなA24が新たに解き放つ本作は、脱出サイコ・スリラー。『クワイエット・プレイス』で脚本を手掛けたブライアン・ウッズ&スコ ット・ベックのコンビがメガホンをとり、ホリデーシーズンである11月8日に北米で封切られ、初登場2位を記録。「ツイストがきいた華やかな脚本」(Vanity Fair)、「悪魔的な面白さ」(Entertainment Weekly)、「背筋が凍る」(The Hollywood Reporter)、「観客を怖がらせるだけでなく、鑑賞後に思わず皆で会話をしたくなる」(Boston Globe)など、観客を驚かす先の読めない練り込まれた展開に絶賛が相次いだ。
物語は、大雨の中モルモン宣教師の若いシスター2人が、ある家に布教活動に訪れるところから始まる。2人を迎えた男性は、雨に濡れるから家の中で話しませんか?と問う。シスターたちは「男性のみが住んでいる家には入れないの」と断るが、男はこう返事をする。「妻がいるよ。パイは好きかい? 妻が今オーブンに入れているよ」と。その言葉を信じて家に入った2人。しかしそこは、一度入ったら二度と出られない、恐ろしい仕掛けが張り巡らされた家だった…。
主演を務めるのは、『ラブ・アクチュアリー』『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなどで知られる、元祖“ロマンティック・コメディの帝王”ヒュー・グラント。本作では、その温厚でウィットに富んだ魅力を完全に封印。天才的なIQを誇り、全ての宗教に精通しているという謎の男ミスター・リードを怪演。パブリックイメージとの大きすぎるギャップが話題を集めており、「ヒュー・グラントが死ぬほど恐ろしい」(Rolling Stones)、「『パディントン2』を二度と同じようには観られないだろう」(Time Out)、「グラントのキャリア史上、最も印象に残る演技の一つになるだろう」(San Francisco Chronicle)などと、映画史に刻まれるほどの強烈な存在感を見せつけている。
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原題である『HERETIC』は直訳で「異端者」を意味する。未だかつて誰も体感したことのない、”異端な“サイコスリラーである本作、今後の続報にも期待したい。
映画『HERETIC(原題)』は、2025年4月25日より全国公開。