リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、プレミアリーグ新記録を樹立した。
プレミアリーグ第14節が現地時間4日に行われ、首位快走中のリヴァプールはニューカッスルと対戦した。『セント・ジェームズ・パーク』で行われた一戦は激しい点の取り合いになる。先制を許したリヴァプールはカーティス・ジョーンズが同点ゴールを決めるも、アンソニー・ゴードンに勝ち越し点を献上。その後、サラーの2ゴールで逆転に成功したが、90分にファビアン・シェアにネットを揺らされ、試合は3−3で終了した。
公式戦8連勝を逃したリヴァプールだが、自身の2得点に加えてC・ジョーンズのゴールをアシストした“大エース”サラーはプレミアリーグ新記録を樹立することとなった。同選手がプレミアリーグの試合でゴールとアシストを同時に記録したのは今回が通算「37」試合目。かつてマンチェスター・ユナイテッドで長く活躍した元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏の記録を上回り、同リーグの史上最多記録を更新した。
なお、サラーはニューカッスル戦での2得点により、プレミアリーグでの連続ゴール記録を「7試合」まで伸ばしている。その間実に9ゴール4アシストをマークしており、今シーズンのリーグ戦ではすでに「21」ゴールに直接関与。この数字はアーセナル所属のイングランド代表FWブカヨ・サカ、チェルシー所属の同MFコール・パーマーらを抑え、今シーズンのプレミアリーグでの最多記録となっている。
リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督はサラーについて「彼は良いチャンスを与えられており、特別なプレーができている。1−1になる前は『今日はベストのプレーをしていない』と思っていたが、その後の30分間で1アシスト、2ゴール、バー直撃のシュートと常に脅威となるプレーを見せた。彼は特別な選手で、フィニッシュは非常に正確だ」と言及。ニューカッスル戦でのパフォーマンスに賛辞を送った。
【ハイライト動画】リヴァプールとニューカッスルの一戦は3−3ドローで終了