2得点関与も…チェルシー指揮官、マドゥエケの改善点に言及「もっとできる」

　チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、イングランド代表FWノニ・マドゥエケのさらなる成長に期待を寄せた。4日、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。

　プレミアリーグ第14節が4日に行われ、チェルシーはサウサンプトンと対戦。7分にCKからアクセル・ディサシが先制点を奪うと、11分には同点に追いつかれたものの、17分にはマドゥエケのパスからクリストファー・エンクンクのゴールで勝ち越しに成功。さらに、34分にはマドゥエケが追加点を奪うと、39分からは数的有利にもなり、76分にはコール・パーマーが追加点を挙げたほか、87分にはジェイドン・サンチョが加入後初ゴールを決め、5−1で快勝した。

　この試合1ゴール1アシストで勝利に貢献した現在22歳のマドゥエケは、ここまでプレミアリーグでは5ゴール2アシストを記録し、昨季の得点数に早くも並んだほか、9月にデビューを飾ったイングランド代表には3カ月連続でメンバー入りを果たすなど成長を続けている。

　それでも、マレスカ監督は「個人的にノニはもっとできると思っている。彼は得点やアシストを記録して満足した途端に少し落ち着き始める。彼が（前節アストン・ヴィラ戦）でプレー（先発）しなかったのは、彼のトレーニング方法が気に入らなかったからだ」と欠点があることを明らかにしながら、さらなる努力が必要であることを強調した。

「彼は毎日いいトレーニングをしなければならないことを理解しなければならない。野心的である必要もある。今夜は1点を決めたけど、2点目、3点目を狙わなければならない。もっとアシストもしなければならない」

「しかし、全体的には彼はよくやっていて、素晴らしい。数字の面でもさらによくなっている。それでも、ノニはもっと努力しなければならないことを理解しないといけない。そうすれば、もっともっとよくなれるからね」

「私たちには4人のウィンガーがいて、全員とても優秀だ。右サイドにはペドロ（・ネト）とノニ、左にはジェイドンとミシャ（ミハイロ・ムドリク）がいる。彼らのうちの1人が何らかの理由で調子を落とした場合には、すぐ後ろに準備できている選手がいる」

「ペドロが素晴らしいプレーをしているからといって、ノニが下がることは許されない。でも、もしペドロが後ろに下がれば、ノニがいる。それは反対側でも同じことだ。そのような状況にいたい、または重要な何かに近づきたいのであれば、彼らはこのことを理解する必要がある」


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