俳優の岡田将生が主演を務め、中井貴一とタッグを組むテレビ朝日系連続ドラマ『ザ・トラベルナース』(毎週木曜 後9:00)の第7話が、きょう5日に放送される。今回は主人公・那須田歩(岡田)が道端で天才卓球少女の命を救うも、母親による訴訟問題に発展する波乱の展開が描かれる。
【場面写真】カギを握る謎の女性を演じた若村麻由美 『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(2012年〜)の生みの親である脚本家・中園ミホ氏が22年、世に送り出した痛快医療ヒューマンドラマ『ザ・トラベルナース』。2年ぶりの続編となった今シリーズでは、那須田歩と九鬼静(中井)のコンビが、“働き方改革”の波が押し寄せ、ますます混沌を極める日本の医療界に降臨。慢性的な医師不足に加え、医師や看護師の残業時間にも大きな制限がかかり、縮小の一途をたどる命の現場で、新たな闘いに挑む。
第7話では、歩が呼吸困難に陥った天才卓球少女・浅倉七叶(佐藤恋和)を発見。救急車を待つ時間がないと判断し、適切な医療行為を施して命を救う。しかし、処置中に肋骨を骨折させてしまい、七叶の母・浅倉美里(松岡依都美)が病院を訴えると激怒する。
これに病院の評判を守るため、院長・薬師丸卓(山崎育三郎)は歩に謹慎処分を命じる。命を最優先した歩の行動を巡り、薬師丸や静との間で医療をめぐる対立が勃発。静は自らの理念をもとに、美里や薬師丸の心を揺さぶる行動に出る。
また、第7話では新たなキーパーソンとして、薬師丸の過去を知る元看護師・八木めぐみ(若村麻由美)が登場。歩の応急処置を手伝った八木が薬師丸の前に現れ、穏やかではない表情で「ご無沙汰しております」と語りかける。八木が知る薬師丸の過去とは何なのか。物語は最終回に向けてさらに波乱を迎える。
なお、12日放送の第8話、そして最終回となる19日放送の第9話は、2週連続の拡大スペシャルで放送されることが決定した。