【柔道】村尾三四郎「金だったら出てない。銀だから…」パリの「モヤモヤ」解消へGS東京参戦

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2024年12月05日 17:11  日刊スポーツ

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囲み取材に応じる村尾(撮影・鈴木みどり)

パリオリンピック(五輪)柔道男子90キロ級銀メダルの村尾三四郎(24=JESグループ)が「モヤモヤ」を解消する。8日に臨むグランドスラム東京大会に向けて5日、都内で練習を公開した。


パリの激闘から4カ月。国内で唯一開催される国際大会への出場を決めた。男子66キロ級の阿部一二三(27)、81キロ級の永瀬貴規(31)ら金メダリストが欠場する中、試合に臨む。「金メダルだったら出てない。銀メダルだから、早く戦いの舞台に戻りたい」と決断した。


今夏、決勝で21年東京五輪王者ラシャ・ベカウリ(ジョージア)に逆転負けを喫した。「勝ちきれなかった。モヤモヤをずっと感じていた」と振り返る。8月末から本格的な練習を再開し、コンディションを整えてきた。


今大会は、来年6月の世界選手権の代表選考会も兼ねる。「来年の世界選手権優勝が目標。そこにつながる試合ができれば」と見据える。同級には、5月の世界選手権を制した田嶋剛希(27)も出場するが「周りは気にせず。自分のできることをやって勝ちたい」と誓った。


早くも28年ロサンゼルス五輪でのリベンジを狙う。「4年後に金メダルを取るために。(パリでの)負けがあったからこそ、金が取れたと言えるようにやっていくだけ」。その第1歩として、吹っ切れた姿を見せる。【飯岡大暉】

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