『月刊少年マガジン』創刊50周年企画が始動　ハロルド作石が16年ぶり帰還の新連載！『DEAR BOYS』ら新装版刊行

　漫画誌『月刊少年マガジン』が、2025年に創刊50周年を迎える。これを記念して、本日6日発売の同誌2025年1月号より、創刊50周年のメモリアル企画が始動した。特設サイトをオープンし、今後1年にわたる様々な記念企画を発表していく。

【画像】懐かしい！『DEAR BOYS』ら人気作集結　公開された記念ビジュアル

　同誌は1975年5月に創刊し、これまで300作品を超える連載作品が誕生してきた。公開されたメインビジュアルは、すべての作品を網羅できてはいないが、鮮烈な印象を残し、今も愛され続けるヒット作の一部を用い「少年は、出会いを待っている。」をテーマに制作。50周年の期間、編集部からのメッセージを伝えるビジュアルとして、PRに使用していく。

　編集部は「『月刊少年マガジン』は､1975年5月に創刊し、少年たちとともに歩み続けてきました｡そして2025年､創刊50歳｡「天命(＝天に与えられた使命)を知る」歳になります｡これまで月マガのヒット作のテーマの多くは、「出会い」でした｡強敵、あるいは愛する人との出会い｡夢中になれる趣味との出会い｡大人の世界との出会い｡そして､いつの時代も少年たちは待っていました」と歴史を回顧。

　「ワクワクする経験との遭遇を｡魅力的なキャラとの出会いを｡未来への夢を｡少年たちがワクワクできる出会いと未来への夢をより強い思いで提供し続けること｡それが月マガの天命です｡これまで50年間の応援に感謝し、50年後の未来に向けて走り続けます｡いつの時代も､少年は出会いを待っているから──」とメッセージを寄せた。

　記念企画としては、『海皇紀』『capeta』『四月は君の嘘』『DEAR BOYS』『ノラガミ』『BECK』6作品を、約2巻分を1巻にまとめた新装版として刊行。50年の歴史を共に繋いできた連載陣が毎号読切で登場し、2025年1月号は、とだ勝之先生によるコラボ読切、『転生釣りどれん翔ぶ』を掲載する。

　さらに『BECK』完結から16年…、ハロルド作石が再び描く“音楽”の物語となる新連載『THE BAND（ザ・バンド）』が同号よりスタートした。