競泳男子で五輪(オリンピック)3大会連続出場中の瀬戸大也(30=CHARIS)が、骨折しながら7連覇を目指す。6日、世界短水路選手権(10〜15日、ブダペスト)への出発を前に羽田空港で取材に応じた。
「あばらにヒビ入ってます」。ハンガリーへ向かう飛行機に乗る前に、笑顔を見せつつ明かした。1日のウエイトトレーニング中に、器具の置き場に「強めにぶつけてしまって」。右肋骨(ろっこつ)にヒビが入っている状況を説明した。
初の骨折といい「結構痛い」。以降は泳いでの調整はできておらず「昨日の段階でもやっぱ結構痛かった。泳げるかもちょっとも分からない。とりあえず行ってみて、泳いでみて」と見通しを明かした。
今大会は、4種目に出場予定だが「400メートルの個人メドレーに絞る形になってしまうかな」と、前人未到の7連覇がかかる種目に専念する見込み。「400の7連覇が自分の中での大きな目標。そこに向けてできることをやっていきたい」と見据える。「痛め止めを飲んで、ポキっといってでも、全力で泳いでいこう」と宣言した。
先月は一部週刊誌から女性関係などを報じられた。SNSで否定のコメントを出すなど対応に追われ「メンタル的にも来てるところはある」と吐露。加えて「ケガもしてしまって。踏んだり蹴ったり」と困惑しつつ「できることをやっていきたい」と競技に集中する構えを見せた。
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