デビュー25周年目に突入した倖田来未(42)が6日、都内で自身初のドキュメンタリー映画「KODA KUMI 25th Anniversary Documentary Film 『walk』」上映会にサプライズ登場した。約400人のファンを前に、涙を流しながら手を取り合った。
年を重ねてなお輝きを増すエロかっこいいミューズも、ファンからの祝福には耐えられなかった。ピンヒール履いてさっそうと舞台袖から登場するも「おめでとうー!」と歓声が飛ぶとクールな表情が思わず涙で崩れた。「あかん…きれいにしてもらったのに」と拭い、「本日からアニバーサリーイヤー。ファンのみんなと今日して迎えられてうれしく思います」と感無量の表情。00年のデビューからこの日でちょうど24年。苦労を重ねた駆け出し時代、多数のミリオンセールスを記録し揺るぎない人気を博した日、今までの歌手反省が走馬灯のように頭の中を駆け巡った。
映画「−walk」は、酸いも甘いも経験してきた倖田の「裏側」を、赤裸々に映した一作。制作した背景について「倖田来未ってカッコつけなので。こういう裏側とか赤裸々な部分をあまり皆さんには見せないようにやってきたので、新しい倖田来未をここで皆さんに感じていただげたら」と明かした。制作にあたり、当初カットされた部分を復元して再編集するなど、ありのままの姿を見せることにこだわった。
上映会後には、マスコミの取材に対応。25周年イヤーの突入を振り返り「周り見ても25年歌い続けている人ってAIちゃんとかCrystal Kayちゃんしか思い付かなくて。定期的にコンサート歌わせてもらったり、想像してない未来でしたよね」とかみしめた。
25年つらぬいてきた“エロかっこいい”はこの先も揺るがない個性であり続ける。一時は「子どもが生まれようと思った時に辞めようと思ったんですけど」と“方向転換”の考えもあったという。今ではその息子も「エンタメとしてやっているのを分かってくれている」と“倖田組”の一員だ。
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「恐らくピンヒールを履いている間はやり続けているんじゃないかな」と生涯現役を宣言。「倖田来未にしかできないと思うんです。42歳でピンヒールで大胆に踊るのも倖田来未。カッコいいと思うパフォーマンスをやり続けていきたいなと思いいます」と、愛嬌(あいきょう)のある笑みを浮かべながら宣言。老若男女をひきつけるくぅちゃんが、この先も楽しませてくれそうだ。
○…デビュー日となったこの日、25周年第1弾を飾る新曲「This weekend」を発表。約17年ぶりにジュエリーブランド「GEMCEREY」のミューズにも就任し、本人出演のCM楽曲にも起用されている。
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