月の年金18万4000円「子どもや孫への援助、生活費で年金は消える」現在も働く68歳男性の後悔と不安

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2024年12月06日 20:11  All About

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老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、北海道在住68歳男性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、北海道在住68歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:68歳男性
同居家族構成:本人、妻(65歳)
居住地:北海道
リタイア前の雇用形態:派遣・契約社員
リタイア前の年収:250万円
現在の資産:預貯金100万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金30年、国民年金9年、企業年金10年、年金基金10年(詳細は不明)

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万4000円
老齢厚生年金(厚生年金):5万3000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金3万4000円、年金基金3万3000円

配偶者の年金や収入:老齢基礎年金6万5000円、老齢厚生年金1万円、給与収入約60万円(年額)

「年金を貯蓄に回す余裕はない」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「年金を貯蓄に回す余裕はない。子どもや孫への援助、生活費で年金は消える」と語っています。

ひと月の支出は「約30万円」。夫婦の年金だけでは「年に1〜2回足りない月がある」と回答されています。

「夜勤の警備業務で月20万円の収入」

年金で足りない支出については「夫婦のアルバイト収入」で賄っているという投稿者。

具体的には「私が夜勤の警備業務で月20万円。妻が月5万円ほど」の収入があるといいます。

くわえて、年金生活においては「外食はしない、車も持たない」と節約を意識してやりくりしているようです。

「貯蓄について真剣に考えるべきだった」

現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「個人年金に加入しておけばよかった、貯蓄について真剣に考えるべきだった」と回答。

今の生活については「大病や怪我をした際の出費」に不安を抱えているようです。

いっぽうで「喫煙の習慣はないが、飲酒はやめられず晩酌が楽しみ」と老後生活のささやかな喜びも教えてくれました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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