【写真】おなじみの名曲も! 映画『ウィキッド ふたりの魔女』本予告
映画『ウィキッド ふたりの魔女』のアメリカ公開を控えるアリアナが、共演のシンシア・エリヴォとともに、仏人ジャーナリストのサリーのインタビューに登場。女性が社会から求められる「美の基準」や、「常に完璧でなくてはならない」というプレッシャーに対し、どう対処しているかと質問され、感極まった様子で自身の経験を明かした。
「16か17の頃から人前で仕事をしてきて、試験管の検体みたいに視線にさらされてきたから、あらゆる声を耳にしてきた。私の悪いところを指摘するあらゆる声を聞いてきたんです。一つを直すと、また別の理由を見つけてくる。外見に関することです。ほんの些細なことまで指摘される」。
若くしてこうした立場になると「雑音から自分を守ることは難しい」と訴えたアリアナ。
そして、例えアリアナのようなスターでなくとも、どんな規模でも、こうしたコメントは不愉快だと続ける。「例えば、感謝祭で誰かのおばあちゃんから、『なんてこと、痩せたじゃない! 何があったの?』と言われたり、『太ったわね、何があったの?』と言われたりするのだって、嫌なことだし、恐ろしいこと。誰であってもそう」
「今の社会では、他者のルックスや体型、それぞれが抱えている問題や健康のこと、自分の見せ方などについて、一切話題にすべきではないと思います。着るものから身体つき、顔立ちまで、どんなことでもコメントするのは危険なことだと思います。言う方、言われる方、双方にとって危険です」と語る。
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彼女は、同じ悩みに苦しんでいる人たちに向けて、こうアドバイスする。「こうした雑音から自分を守ることは出来ます。家族の集まりでもオンライン上でも同じです。ブロックすればいい。アプリを完全に削除しても良い。そんなことを言う権利は誰にもないんだから、自分を守らなくちゃ」
ティーン向けドラマ『ビクトリアス』でブレイクを果たしたアリアナは、これまでもヘイターたちとの闘いについて声を上げてきた。『ウィキッド』を撮影していた頃も、激やせしたと取り沙汰され、TikTokで反論メッセージを公開。影でどんな経験をしているかは分からないのだから、「親切心や愛情であっても」コメントすべきではないと訴えていた。