【フィギュア】“りくりゅう”三浦&木原組、2位で2季ぶりファイナルVならず「ミス続いた」

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2024年12月07日 05:39  日刊スポーツ

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GPファイナル ペア・フリー表彰式 2位の三浦璃来&木原龍一組(撮影 パオロ・ヌッチ)

<フィギュアスケート:GPファイナル>◇6日(日本時間7日)◇フランス・グルノーブル◇ペア・フリー



「りくりゅう」こと三浦璃来(22)木原龍一(32)組(木下グループ)は合計206・71点で総合2位となり、2季ぶりの優勝に届かなかった。ショートプログラム(SP)2位で迎え、フリーは130・44点で3位。2連覇したミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ、ニキータ・ボロディン組(ドイツ)に11・39点差をつけられた。


木原は「内容はよくなかったですが(フリーは)130点にとどまった。そこは底辺が上がってきた証拠」と総括。三浦は「前半がミスが続いてしまった中で、後半は少しだけ立て直すことができた」と振り返った。


冒頭で木原が三浦を頭上に投げて3回転させ、キャッチするツイストリフトは決めたものの、中盤へ差し掛かる3回転スローループでは三浦が転倒。後半の3回転スロールッツでも、三浦の着氷が乱れた。フリー「Adios」に合わせて颯爽(さっそう)と舞い、表現面などを示すPCS(演技構成点)では全体2位の67・31をマーク。3位と0・93点差で、2位を死守した。


昨季の「りくりゅう」は木原の腰椎分離症の影響もあり、前半の主要大会を欠場。シーズン後半から復帰し、4大陸選手権、世界選手権ではともに2位となっていた。

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