限定公開( 1 )
4時間もかからずに描かれたという魚の絵が、X(Twitter)で約3.4万件のいいねを集め話題に。さらっと描いていそうなのに、ものすごくリアル!
作品を投稿したのは、東京藝術大学美術学部 絵画科油画専攻(藝大油絵)卒業の大谷尚哉さん。「3時間50分くらいで描いた魚」として、「描き出し」と「完成」の2枚の絵を並べて投稿しました。
2枚を比較してみると、書き出しの絵はベタ塗りで構成されたラフ画ですが、完成後の絵は透明感が増し、魚の透明感や光沢がしっかり表現されています。
大谷さんによれば、色を塗るポイントは「見えない色を塗るのではなく、見逃しがちな色を塗る」イメージと解説。3時間50分ほどで描いた作品とはいえ、リアルに見えるのがすごいところです。
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この絵は、大谷さんの著書『1日で描くリアル油絵の基本』(ホビージャパン)に掲載されているもの。同書は短時間で描けるリアル油絵の技法書で、この魚の描き方も本の中で紹介されています。
●「こんなの描けるのすごい」と絶賛の声
わずか3時間50分で仕上げられた油絵の魚に対し、リプライ欄などでは「こんなの描けるのすごい」「『見逃しがちな色を塗る』模型でも使える発想かもしれない」「こういうの見てると、絵の具と筆を出したくなります」といった感嘆の声が寄せられていました。
画像提供:大谷尚哉さん
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