“沼男”横浜流星、美大助手・南沙良の凪のような日常を動かす　『わかっていても』初回配信あらすじ

　俳優の横浜流星が主演を務め、南沙良が共演するABEMAオリジナル連続ドラマ『わかっていても the shapes of love』の第1話から3話が、9日午後9時に配信される。それに先立って、あらすじと場面写真が公開された。

【写真】南沙良のライバル？横浜流星の幼なじみ役

　今作は、韓国ドラマNetflixシリーズ「わかっていても」（Netflixにて独占配信中）を日本・鎌倉を舞台に再構築。中川龍太郎監督を中心とした国内外で活躍する珠玉のクリエイティブチームが集結し、恋をしたことのある誰もが共感できる「傷つくとわかっていても、愛に手を伸ばしてしまう人間の衝動」を、美しい世界観で繊細に描き出す。横浜が主人公・香坂漣、香坂に“恋に落ちてしまう”浜崎美羽を南が演じる。

　第1話では、鎌倉にある美術大学の彫刻学科で助手として働く美羽の視点で物語が展開される。かつて恋人に酷い振られ方をされ、作品まで侮辱され、深く傷つけられてから二度と恋をしないと決めている美羽。「傷つくくらいなら、私は最初から何も望まない」と誓う美羽の前に、特別臨時講師として海外から赴任してきたアーティストの漣が現われ、静かな生活がエモーショナルに動き出す。

　第2話では、漣のまなざしや言動に振り回されながらもどうしようもなく惹かれそうになり、踏みとどまろうと葛藤する美羽の姿が描かれる。漣にほかの女性の影がチラつき、「好きになっても傷つくだけ」「彼の目に吸い込まれてはいけない」と、自分の衝動に蓋をしようとする。彫刻科の学生・颯（浅野竣哉）も憧れていた漣のような才能が自分にないこと、同期の光莉（福地桃子）にとって自分が特別な存在ではないことに鬱屈とした感情を抱く。

　第3話で美羽は、少しずつ漣と心が近づき、ますます惹かれていく。しかし、つかみ切れない漣の言動に困惑。「これ以上踏み込んでいい相手なのか分からない」と、漣への思いを認めることに戸惑いを感じる。

　美羽の大学院時代の先輩である咲（朝倉あき）も、ある人への感情を心にしまったまま、一歩踏み出せずにいた。そんな中、美羽と漣、咲と咲が秘めた思いを抱える人物がそれぞれデートに出掛けると、胸の奥に抱え込んだ感情があふれ出す。

　初回配信以降は、16日に第4話と5話、23日に第6話と7話、30日に第8話（最終話）を配信する。