11月下旬から12月初めにかけて洪水が発生し、道路が冠水したタイ南部。1日、深南部パッターニーの町で巨大なヘビが撮影された(『Bangkok Post TikTok「PATTANI - This large snake タイ南部では11月下旬から12月初めにかけて洪水が発生し、タイ防災局によれば少なくとも25人が死亡し、66万世帯以上が被害を受けたと報告されている。そんななか、タイ深南部パッターニーの町で、腹部が膨らんだ巨大なヘビの姿が撮影され、SNSで注目を集めている。
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洪水被害が深刻なタイ深南部パッターニーの町で1日、腹部が大きく膨らんだ巨大なヘビが、冠水した道路に浮いている姿が撮影された。
この動画は、日本時間1日にパッターニー在住のムハンマドサブリ・アブドゥルラフマンさん(Muhammadsabri Abdurrahman)が最初にFacebookに投稿したとみられ、その後タイのニュースメディア『Bangkok Post』などが伝えて拡散した。
同メディアはこの個体をニシキヘビと推測しており、「この動画は多くの人を仰天させた」と記して、次のように解説した。
「このヘビが動いているのは水の流れによるもので、多くの視聴者は『ヘビはすでに死んでいる』と指摘している。また腹部が大きく膨らんでいるのは、餌を食べた直後であることを示している。おそらく地元の犬だろう。」
さらに日本時間5日、Xアカウント「Nature is Amazing」が動画をシェアし、「これはきっとアミメニシキヘビだろう」と指摘した。すると2日間で表示回数が1220万回を超え、大きな反響を呼び、次のような感想が寄せられた。
「ヘビはお腹を上にしている。死んでいるか、ひどく苦しんでいるのだろう。本当に気の毒だ。」
「排水溝に体が詰まってしまったのかもしれないね。動いているけれど、前進はしていない。」
「この個体が丸呑みしたのが人間でないことを祈るよ。小さな子供だったら大変なことだ。」
「私はタイを旅行先候補から外すことにしたわ。」
「これが本物だと信じたくない。誰が嘘だと言って!」
ちなみに、アミメニシキヘビは世界で最長のヘビとして知られ、獲物に噛みついて締めつけ、窒息させて丸呑みにする。東南アジアに生息し、人間、猫、犬、鳥、ネズミだけでなく他のヘビまで食べるそうで、インドネシアでは今年8月、
牛を伴って森に出かけた74歳女性がこのヘビに襲われて死亡した 。
またタイでは今年9月、64歳の女性が家の勝手口で体長4メートルのニシキヘビに襲われた。女性は幸いにも救出されたものの、ヘビに少なくとも2時間、腰から胴にかけて締めつけられていた。
画像は『Bangkok Post TikTok「PATTANI - This large snake, probably a python, was seen bobbing around in the floodwater in southern Thailand, causing some consternation.」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)