川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムでは、館内各所で『ドラえもん』や『チンプイ』をイメージした「藤子・F・不二雄ミュージアムのクリスマス2024」を開催中だ。4本のクリスマスツリーへの飾り付け、キャラクターのシルエットなどミュージアムならでは展示を用意している。
『ドラえもん』は、マンガ家の藤子・F・不二雄による国民的作品だ。アニメも老若男女問わず多くの人から愛され、未来から来た猫型ロボット「ドラえもん」が、主人公・のび太を一人前の大人にすべく活躍する物語が描かれる。2025年は3月には『映画ドラえもん』シリーズ45周年記念作品『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』が控えている。
『チンプイ』は12歳の少女・エリが、遠い宇宙のマール星の殿下のお妃に選ばれてしまうSF作品だ。世話役の宇宙人・チンプイや、続々やってくるマール星人たちとのドタバタ劇を描き、1989年にはエリ役に林原めぐみを迎えてTVアニメ化された。翌1990年には『映画ドラえもん のび太とアニマル惑星』と同時上映の映画『チンプイ エリさま活動大写真』も公開されている。
神奈川県にある川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムの年末恒例イベントが今年も開催だ。
「藤子・F・不二雄ミュージアムのクリスマス2024」では、『ドラえもん』や『チンプイ』をイメージした4本のクリスマスツリーが気分を盛り上げてくれる。
まず1階「エントランス」のショーケースでは、小さなクリスマスツリー前に集合した藤子・F・不二雄キャラクターたちがお出迎え。
2階「みんなのひろば」の大窓には、クリスマスを楽しむ藤子・F・不二雄キャラクターたちのシルエットが出現してクリスマスムードを盛り上げてくれる。日中は館内から、夕暮れ後は外観からの景色を楽しめる。
また、2階「きこりの泉」休憩コーナーには『チンプイ』の「パンパカパーン!」とリボンが落ちてくるシーンをモチーフに、ドラえもんとチンプイのカラーをイメージした2本のクリスマスツリーを設置した。
3階「はらっぱ」では今年も「クリスタルツリー」が輝き、日が沈んでライトアップされると「ひかりのはらっぱ」に変身だ。日中はクリスタルガラスがきらめき、昼と夜の変化にも注目したい。クリスタルツリーは2025年2月16日まで実施(予定)。
3階は「ギフトコーナー藤子屋」も見逃せない。クリスマス仕様のパッケージに入ったラズベリー味のスティックチーズケーキ「Hi!CHEESE CAKE Xmas ver.(ラズベリー)」を販売。「ミュージアムカフェ」でもクリスマス柄のラテアートが加わった。
クリスマス企画以外にも、2階「展示室II」では新原画展「藤子・F・不二雄が描く チチンプイ!科学と魔法のまんが展」を開催。科学や魔法をモチーフに描かれた作品を原画で紹介し、藤子・F・不二雄の夢のかなえ方を読み解いていく。会期は2025年10月26日まで(予定)。
■川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム 施設概要
・所在地:神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1
・開館時間:10:00〜18:00
・休館日:火曜日、年末年始(臨時休館、火曜特別開館あり)
・料金:大人・大学生 1,000円、中学・高校生 700円、子ども(4歳以上)500円 ※3歳以下無料
※入館は日時指定による事前予約制
※入館チケットは、ミュージアム公式サイト内のチケット販売ページより購入できる
※当日券は各入館開始時刻の45分後まで購入可能
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