Q.弾劾訴追案の採決でカギを握っている韓国の与党の動きはどうか?
与党「国民の力」の韓東勲代表がきのう、「尹大統領の速やかな職務執行の停止が必要だ」と述べたことで、可決される可能性が急浮上しました。
しかし、韓国メディアによると与党は採決で反対する方針をきょう確定させました。
そして、先ほどほとんどの与党議員が本会議場から退出しました。これによって弾劾訴追案が自動的に否決になる公算が大きくなっています。
Q.採決の行方によって、尹大統領はどうなるのか?
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今、自動的に否決される公算が大きくなっているのですけど、こうなった場合、尹大統領はこれまで通り業務にあたることになります。
ただ、最大野党「共に民主党」は可決されるまで弾劾訴追案の発議を繰り返し行うという考えを示しています。
そうなると世論の反応によっては、与党議員がまとまり続けるのが難しくなる可能性もあり、政局の混乱がなかなか収まらないことも予想されます。