今回は、40代女性を老けて見せるコンシーラーの特徴と、若々しい美肌を作るためのコンシーラーの選び方・使い方を紹介します。
40代女性が買ってはいけない老け見えコンシーラーの特徴4選
(1)色が合っていない明る過ぎる・暗過ぎるなど肌色に合っていないことはもちろんNG。また、肌悩みをカバーできる色でないと自然にしっかりとカバーすることができません。
(2)ファンデーションの質感と違い過ぎる
コンシーラーは、使っているのが分からないほど自然な仕上がりになることが大前提。ファンデーションと質感が大きく異なるものはNGです。
(3)厚塗り感が出て伸ばしにくい
厚塗り感が出たり、固めのテクスチャーでムラになりやすいものは悪目立ちするため、NGです。
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シワやキメが乱れている部分に埋まるものもNG。ストレッチ性のないコンシーラーはシワやキメの乱れに埋まりやすいです。
若々しい美肌を作るためのコンシーラーの選び方とは?
(1)肌悩みをカバーするのに適した色のものシミや肝斑(かんぱん)をカバーするには肌色よりも暗めのベージュが、クマにはオレンジが、赤みにはグリーンが、くすみにはラベンダーやパープルがおすすめです。
(2)使う場所に合ったもの
目や口の周りはよく動かす部分なので、ストレッチ性に優れたリキッドや筆ペンなどがおすすめです。点のように小さなシミやニキビ跡はピタッと密着する固めのバームやペンシルなどが適しています。
(3)手持ちのファンデーションと質感が似ているか、自然に溶け込むもの
手持ちのファンデーションと質感が似ているものや、最後にパウダーを重ねた時に自然な仕上がりになるようなものがおすすめです。
40代女性を若々しく見せる可能性大のコンシーラーとその使い方
人によってぴったりなコンシーラーの色は異なるので、ブレンドする、場合によっては別の色を選ぶなど自分の肌に合わせて選び、使いましょう。
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「アイムマルチスティックデュアルコレクター」は、ベージュ×ホワイトのマーブルベージュと、肌色が補正できるソフトピンク/ライトグリーン/パールラベンダーをセットにしたスティックタイプのマルチコンシーラーです。
肌悩みに合わせた色を塗って指やスポンジでなじませれば、ファンデーションなしでも完成度の高い肌に。セミマットな仕上がりになりますよ。
<DATA>
i’m meme(アイムミミ)「アイムマルチスティックデュアルコレクター」
価格:2420円(税込)
色:全3種
掲載色:001 ソフトピンク (トーンアップコレクティング)、002 ライトグリーン(レッドスポットコレクティング)、003 パールラベンダー(イエロースポットコレクティング)
容量:3.8g×2
UVカット:マーブルベージュのみSPF30/PA++
(2)ストレッチ性に優れ、マルチに大活躍するリキッド
ストレッチ性に優れ、滑らかな塗り心地の「CPチップコンシーラー」は、肌悩みをしっかりとカバーしながら、自然な仕上がりをかなえるリキッドコンシーラー。オンラインで購入できる色も含めると非常に色展開が豊富で、自分にぴったりな色を見つけやすいのがうれしいポイントです。
ほうれい線カバーの場合には、小鼻の横の影を消し、ほうれい線に対して垂直に複数線を入れてカバー。クマにはオレンジ系のコンシーラーを塗った後に少量だけ本商品をオン。ツヤ感のある仕上がりになります。
<DATA>
THE SAEM(ザ・セム)「CPチップコンシーラー」
価格:790円(税込) ※公式オンラインショップの価格。価格は販売場所によって異なる
色:全14色 ※公式オンラインショップの色展開
掲載色:1.5 ナチュラルベージュ
容量:6.5g
UVカット:SPF28/PA++
(3)色の調整が可能でハイカバーなバーム
リキッドタイプのコンシーラーを圧縮したバームで、3色入りの「カバーアッププロコンシーラー」。しっかりと肌に密着し、崩れにくいのが◎。肌悩みに合わせてぴったりな色を使うことができ、重ね塗りして色調整することも可能です。カバー力が高く、セミマットな仕上がりに。
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tfit(ティーフィット)「カバーアッププロコンシーラー」
価格:1650円(税込)
色:全6色(日本限定1色を含む)
掲載色:ニュートラル
容量:5g×3
UVカット:なし
コンシーラーで肌悩みをうまくカバーし、ファンデーションで素肌感のある美しい仕上がりにすることを心がけて若々しい美肌を作りましょう。
遠藤 幸子プロフィール
美容雑誌、Webメディアを中心に活動する美容ライター・研究家。2011年にアットコスメ公認ビューティストに認定されたことを足掛かりに活動を開始し、美容コラムを執筆する傍ら、テレビやラジオなどへのメディア出演、コスメブランドの広告制作にも携わる。All About 化粧品・コスメガイド。(文:遠藤 幸子(化粧品・コスメガイド))