プレミアリーグのウェストハムは7日、ジャマイカ代表FWマイケル・アントニオが交通事故に遭ったと発表した。
現在34歳のM・アントニオはトゥーティングでプロデビューを飾ると、サウサンプトンやノッティンガム・フォレストなどでのプレーを経験。2015年夏にウェストハムへと完全移籍で加入した。2021−22シーズンにはプレミアリーグで10ゴール5アシストを記録し、クラブの6位フィニッシュに大きく貢献。ヨーロッパリーグにも出場した翌シーズンには、公式戦48試合で14ゴールを叩き出した。ウェストハムのプレミアリーグ歴代最多得点記録保持者であるM・アントニオは、在籍10年目の今季も公式戦15試合出場1ゴール1アシストをマークしている。
3日に行われたレスター戦でも後半途中からピッチに立ったM・アントニオ。しかし、ウルヴァーハンプトン戦を2日後に控えた7日、クラブは公式サイトで同選手が交通事故に遭ったと公表した。
ウェストハムによると、事故はイングランド東部のエセックスで発生。現在はロンドン中心部の病院で厳重な監視下にあるものの、M・アントニオの容態は安定しており、意識を保ちながらコミュニケーションも取れているという。ウェストハムは「この困難な時期にマイケル氏とその家族のプライバシーを尊重するよう皆様にお願いを申し上げます」と声明を発表。「クラブは今晩これ以上のコメントは行いませんが、後日さらに新たな情報を発表する予定です」と伝えている。
なお、イギリス紙『デイリー・メール』は右側面が広範囲に大破したフェラーリの写真を掲載。「事故現場で撮影された」と報じた。