俳優・歌手の中山美穂さんが6日に亡くなったことを受け、元夫で作家・ミュージシャンの辻仁成(65)が、自身が編集長を務めるウェブマガジンの日記に心境をつづった。
【写真】中山さん、コンサート開催予定だった…会場の前には中止のお知らせが ウェブマガジン「DESIGN STORIES」のフランスごはん日記を、「もう一度、函館のいかめしに負けない、フランス風イカ飯」と題して更新。中山さんに直接言及しなかったが、「不意の悲しいお知らせ」があったと伝えた。
ふだん休んでいない日記を休み、息子を心配し寄り添っていたという。「できれば、みなさん、息子も頑張っているので、そっとそっと、見守ってやって頂けると、まじで、父ちゃんは嬉しいのである」と希望。雲から光が差すノルマンディの空の写真を添えた。
中山さんは1970年3月1日生まれ、東京都出身。85年にシングル「C」で歌手デビュー。同年のドラマ『毎度おさわがせします』で注目を集めた。「世界中の誰よりきっと」(中山美穂&WANDS)や、「ただ泣きたくなるの」などもヒット。映画では『Love Letter』でブルーリボン賞主演女優賞、『東京日和』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞。
プライベートでは、2002年に辻と結婚、04年1月に長男を出産。14年に離婚した。妹は、俳優の中山忍。
大阪でクリスマスコンサートを予定していた12月6日、中山さんの訃報が伝えられた。54歳だった。