【UFC】朝倉海、王座獲得ならず… 王者パントージャに首を絞められ失神一本負け

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2024年12月08日 15:11  ORICON NEWS

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『UFC 310』アレッシャンドリ・パントージャvs.朝倉海 (C)Zuffa LLC / UFC
 世界最高峰の格闘技『UFC 310』が現地時間7日にアメリカ・ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催され、メインイベントのフライ級タイトルマッチで挑戦者の朝倉海が、王者のアレシャンドレ・パントージャに2ラウンドで一本負けし、日本人初のUFC王座を獲得することができなかった。

【動画】フィニッシュの瞬間… 朝倉海が失神で一本負け

 6月にUFC参戦を発表してから半年、ついに迎えた運命の試合。日本中の格闘技ファンの思いを背負い、RIZINのテーマ曲をリミックスした特別な入場曲で、JTTのエリーコーチとビリーコーチ、そして日本から急きょ駆けつけた兄の朝倉未来とともにケージに向かった朝倉は、時折笑顔を見せながら大声援を浴び、ケージに入って王者を迎え入れた。

 対する王者のパントージャはブラジル国旗を背負ってケージに向かって歩みを進め、落ち着いた表情でケージイン。日本時間8日午後3時ちょうどに鳴らされたこの日のメインイベントの試合開始のゴングが鳴らされた。

 第1ラウンドはいきなりパントージャがタックルを仕掛けてバックを取ろうとするも、海がパントージャを切って脱出。その後もパントージャがパンチで攻めながら、再びタックルで海を寝かせることに成功。グラウンドポジションで下になった海は警戒を緩めず、一瞬のスキを見つけて立ち上がった。スタンドの展開になると海が攻め立てるも、パントージャも引かずに打ち返し、海の顔面にパンチをヒットさせる。フライ級らしいスピーディーな展開のまま終了し、1ラウンドはパントージャ優勢の印象を残した。

 第2ラウンド、またもパントージャが早々に組み付きバックを狙い、海がケージを背にして脱出の機会を伺うが、パントージャはそこを読んでバックのままグランドに持ち込み、一気に首を締め上げる。しのごうとした海だったが、レフェリーが海の意識が落ちていることを確認してストップ。2ラウンド2分5秒で王者パントージャが防衛に成功した。

 喜びを爆発させたパントージャは、ケージ内でのインタビューでジムのチームメイトである堀口恭司に感謝を伝え、ベルトを肩にかけて家族たちと記念撮影を行った。

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