航空自衛隊は今年、設立70周年を迎え、茨城県の百里基地では航空祭が開催されました。
【写真を見る】自衛隊70周年記念の航空祭 空自・百里基地に“能登地震の復興祈願”F-15機も登場
記者
「会場となっている航空自衛隊・百里基地には非常に多くの方が集まっています」
今年は防衛省・自衛隊の設立70周年で、8日、茨城県の航空自衛隊・百里基地で行われた航空祭には過去最多のおよそ6万5000人の観客が訪れました。
会場には警戒・監視行動を行うP-1哨戒機や、V-22オスプレイなど、実際の任務や訓練で使われる航空機が展示されたほか、急な旋回や上昇を繰り返す「機動飛行ショー」が披露されました。
|
|
中には、百里基地には配備されていない3機のF-15戦闘機も。
今年1月の能登半島地震で被災した石川県の小松基地からこの日のためにやってきたのです。
うち1機には北陸新幹線をイメージした塗装が施され、「ともにこえよう石川」のメッセージも。
別の機体は“70周年特別カラー”などに装飾され、機動飛行を披露しました。
航空自衛隊 中田亮輔 一等空佐
「どちらも能登の復興を祈念しております。天候にも恵まれ、航空自衛隊の魅力を発信できたかなと思います」
そして、会場を最も盛り上げたのが、6機のブルーインパルスです。
クリスマスツリーを表現した隊列で登場するなど、一糸乱れぬ連携で次々とアクロバット飛行を披露し、およそ40分間にわたって観客を魅了しました。
航空機ファン
「すごく目の前を飛んでいてびっくりしました」
「(ブルーの)機体がだんだん色が変わってきたので、それを見るのが楽しみできました」
ブルーインパルスは今回の航空祭をもって年内のフライトを終えました。
|
|