ママスタ旦那の不倫を許せるママは多くはないでしょう。しかしただの火遊びであり、本気で反省して二度としないと誓えるのなら再構築も可能かもしれません。ママスタコミュニティには旦那さんが独身だと自分を偽って、シングルマザーと2年も不倫をしていたという投稿者さんからこんな投稿がありました。不倫相手が自宅に不倫のことを言いにきたことがきっかけでこの事実を知ったそうです。
『状況は、独身と偽りシングルマザーと2年不倫。相手女性が妊娠。車で片道1時間半の女性の家に2週間に1度訪問。10日に1回は有給休暇を使って平日デート。何でもない日にお花のプレゼント、相手女性の子どもとお風呂や外出の約束、会う度に体の関係があったわけではない。既婚とバレてから「離婚するから」と引き止める。「子ども2人（小学校3年生と小学校1年生の子どもがいます）を連れて一緒になりたい」と言っていた。「妻のことはどうでもいい」と発言。交際してから1日も連絡を欠かしたことはない。自宅にいるのに家族が寝た後に電話していた。旦那の車にも何回も乗車など』
投稿者さんによるとすでに弁護士に依頼しており、不倫相手は旦那さんのことを既婚者だとは知らずに交際、妊娠していた事実は確認済みなんだとか。羅列された内容を読むだけでも腹立たしくなってきますが、投稿者さんは今の状況で離婚すべきかどうかをママたちに尋ねていました。ママたちからはどのような意見が寄せられたのでしょうか。
再構築しても不倫相手との子どもに養育費を払い続けるんだよ？
『離婚しないでどうするの？ またそんな男と何事もなかったように暮らせるの？ 認知して養育費をシングルマザーにも払わないといけないし、そんな貧乏神野郎はさっさと慰謝料もらって離婚しなさいな。あなたもシングルマザーとしてイチから頑張るしかない』
『持ち家をもらって離婚。再構築してもずっと苦しむから。旦那は喉元過ぎれば熱さを忘れ、いずれ不倫なんてなかったかのように偉そうな態度になるけど、された側は一生忘れられない。傷は想像以上に深く大きく、悲しく虚しい。あなたはまだ若いからそんな人生もったいない』
投稿者さんは旦那さんのことを信用していて、好きな感情が残っているために離婚を躊躇していると綴っていました。しかしママたちからは「離婚以外ありえない」と一刀両断する意見が寄せられています。理由は独身だと不倫相手に嘘をついたこと、そして不倫相手を妊娠させたという無責任さ。ママたちはこの点について怒り心頭に発していました。たとえ不倫相手とキッパリ別れて投稿者さんと再構築したとしても、不倫相手との子どもを認知して養育費を払い続けることになるでしょう。お子さんたちはまだ小学生でこれからお金がかかってくるのに、他人の子どもを養育し続ける状況に投稿者さんは耐えられるでしょうか。また一度不倫されて傷ついた心が癒えることも難しいでしょう。「した側は忘れるけど、された側は一生忘れないよ」と投稿者さんの心を心配するママたちがいました。
不倫相手からマウントを取られているだけでは？
『既婚者とわかっても別れないんだから慰謝料もらってね』
『引き止められても関係続けたのは自分だしな。「払うもんは払えよ」という感じ。経緯の内容はシンママのマウントって感じ』
『逆に意地でも離婚しない。離婚したら相手の思う壺だから』
不倫相手は旦那さんが既婚者だと知ったことで、投稿者さんの家に押しかけ、不倫の経緯を話したそうです。その中身は旦那さんが遊びではなく本気だったこと、体の繋がりではなく心の繋がりがあったこと、投稿者さんのことをもう好きではないといった内容でした。これだけを聞くと「旦那は不倫相手に本気なのではないか」と思ってしまうかもしれませんが、不倫相手から聞いた話なので実際のところはわからないでしょう。ママたちからは「旦那はあなたより私を選んだんだから別れろっていうマウントに感じる」という意見もありました。その上で「旦那からも不倫相手からも慰謝料をもらって、離婚はしない」という選択肢も挙げられていました。このまま不倫相手の希望通りに離婚しても、投稿者さんの気持ちが晴れるかどうかはわかりません。離婚するかしないかは投稿者さんが選べるのですから、不倫相手の言いなりになる必要もないでしょう。
不倫相手は本当に旦那の子どもを妊娠している？DNA鑑定を受けてからでも遅くない
『精神的に耐えられるなら、子どものDNA鑑定結果に基づき認知して離婚はしないかな』
『DNA鑑定が先では？ 慰謝料は離婚しようとしまいと両方から取る』
『この手の慰謝料とか大したことないんでしょ？ 離婚しないで別居して「婚姻費用」をもらい続けたほうがトータルでもらえるらしいよ』
不倫相手のマウントともいえる発言については、「離婚してほしいから、旦那との子どもを妊娠したと嘘をついている可能性もあるのでは」という意見もありました。出産予定日もわかっているとのことですが、父親が旦那さんかどうかを確認する必要もあるでしょう。DNA鑑定をした上で旦那さんとの子どもでなかった場合には、再構築の方向性を考えてみてもいいかもしれません。もし旦那さんとの子どもだった場合には、小学生のお子さんたちにとっても腹違いのきょうだいが生まれることになるので事態はかなり面倒なことに……。離婚するかしないかはそのDNA鑑定の結果を待ってからでも遅くはないかもしれません。
また不倫の慰謝料は一般的に何千万円も取れるものではありません。離婚して慰謝料や養育費をもらうのではなく、別居して婚姻費用をもらい続けるほうが、投稿者さんの経済面が安定する可能性を指摘する声もありました。反省の意味で旦那さんに多くのお金を払わせることで、少しでも投稿者さんの気持ちが軽くなるかもしれません。慰謝料や養育費、DNA鑑定などあらゆる選択肢を考えつつ、弁護士に相談した上で今後のことを考えても決して遅くはないはずです。投稿者さんはいきなり旦那さんの不倫を知ってショックを受けているかもしれませんが、ママたちからの意見を参考に、今は冷静に弁護士さんに相談して物事を進めてほしいですね。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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