「なぜ捨てない?」 テーブルに物が増えていく“89歳母の家”を整理整頓! 100均アイテムを使った収納術が目からウロコ

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2024年12月08日 22:03  ねとらぼ

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ねとらぼ

片付け前のテーブル

 89歳の母がテーブルを使いやすいよう、50代女性が物を片付けていく動画がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で、この動画の再生数は4万2000回を超えています。


【画像】片付け後のテーブル


 動画が投稿されたのは、整理収納アドバイザーのTSUN(つん)さんが運営するYouTubeチャンネル「uchilog(ウチログ)」。今回は、2年ほど前から一人暮らしをしているTSUNさんのお母さんの部屋を整理します。


 TSUNさんが部屋を整えてから2年が経過した現在。テーブルの上にはさまざまな物が置かれており、奥にある物は取り出しにくい状態となっています。


 本人が使いやすいのならそれで良いと考えていたTSUNさんですが、どうやらお母さんも困っている様子。テーブルに後付けタイプの引き出しを追加して小物を入れたいと相談されました。


 お母さんの“物自体は捨てずに収納を増やして対処してしまう”という元来のスタンスや高齢であることを考え、まずはテーブルにある物を整理することに。トレーニング関係の本はすぐに閲覧できるよう広げて置いておくなど、全てをきっちり収納することはせず本人の意見を尊重しながら使いやすい環境へ整えていきます。


 今回の整理で最も大変だったのは、マンションの管理に関するお知らせやカード明細、母が忘れないように書き留めたメモなどの書類。1枚ずつ確認しながら処分しなければいけないので時間がかかってしまいます。


 以前に実家じまいをした際にも、大量に残っていた書類の処分に苦労したとのこと。「書類だけはマジでこまめに捨てることをオススメします」と注意を促しました。


 書類の8割を処分し、引き出しの中も整理。使いやすい配置を決めるのは大変だったそうですが、テーブルの上も必要な物だけになりました。ここでTSUNさんはダイソーの収納グッズを新たに購入。より使いやすい環境へ変えていきます。


 サプリメントのビンなどを入れるのに使っていたケースを、より細長い物に変更すると、幅がおよそ半分に! テーブル自体が小さいため、ケース1つでもこの変化は大きいですね。


 合わせて、ブックエンドを2つ購入。電話機の近くで使うということも考慮し、磁石ではなく「クロコダイルグリップ」で2枚を貼り合わせてコの字型のラックに仕上げました。ラックの上に電話機を置き、真下の空間にメモ帳を入れているスイングケースを配置。サイズはぴったりで、きれいにおさまりました。


 あった方が使いやすいというお母さんの意見を取り入れて、取り付け式の引き出しをテーブルにセットします。また、自宅から持ってきた壁紙用のクリップを壁にセット。不要になったら剥がせるので賃貸でも問題なく使える道具であり、このクリップでテーブルに置いていた卓上カレンダーを挟みます。


 不要なものを捨てつつ収納アイテムを見直したことで、テーブルの上は驚くほどスッキリしました。何が変わったのか説明を受けたお母さんは、「電話が取りやすくなった!」「スッキリした」と喜びました。


 コメント欄には、「年末に向けて片付け掃除頑張らねばとがぜんやる気出ました」「昔の人は物を捨てるなんてーの時代だから、もったいない思いも強いですよね」「母と娘のやりとり、楽しく見させてもらいました。どこの家も似たり寄ったりだなぁー」などの感想が寄せられています。


 TSUNさんはこの他にもブログ「ウチブログ」やInstagram、Xで情報を発信中。また、書籍『クリエイティブ整理・収納術』も販売されており、YouTubeチャンネルでは実家じまいの記録を公開しています。


※動画提供:YouTubeチャンネル「uchilog(ウチログ)」



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