この先一週間も、近畿地方では冬型の気圧配置が続き、北部を中心に雨が降りやすいでしょう。特に13日(金)の雨のあとは強い寒気が流れ込むため、平地でも雨より雪の降る所が多くなる見込みです。早めに冬用タイヤの交換をするなど、雪への備えを進めておきましょう。近畿地方の詳しい週間予報をお伝えします。
●近畿北部 冷たい雨の降る日が多い 14日(土)以降は平地でも雪に
北部では、13日(金)にかけても冷たい雨が降りやすい見込みです。気温の低くなる夜間は雨から雪に変わる所があるでしょう。14日(土)からは寒気の流れ込みが強まり、平地でも雨が雪に変わる所が多くなる込みです。
積雪や路面の凍結が気になる時季に入ってきました。この先は次第に雪が主体の天気になりそうです。車で峠越えをする場合は冬用タイヤやチェーンを装着し、冬の装備をしっかりとなさてください。また、落ち葉がたくさん積もった道を歩く際は、雨や雪で道路が濡れていると一段と滑りやすくなりますので、転倒などしないよう十分気を付けてください。
●近畿中部 昼間も寒い 14日(土)以降は一段と冷え込む
この先一週間、晴れる日が多いですが、13日(金)は広く雨が降り、14日(土)にかけて雪の舞う所もありそうです。昼間は日差しのもとでも寒いでしょう。内陸部では朝晩の冷え込みが強まる見込みです。朝は吐く息が白くなるくらい寒い日があるでしょう。
また、12月上旬は一年のうちで日の入りが早い時季です。(大阪では、今日9日(月)の日の入り時刻は16時47分)日が沈んで暗くなると、急に空気が冷たくなってきます。お帰りが遅くなる日は、厚手のコートや手袋、マフラーが活躍しそうです。
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●近畿南部 空気の乾燥に注意 13日(金)の雨の後は雪が降る所も
この先一週間、南部では乾いた晴れの天気となる日が多い見込みです。暖房器具を使用する機会が増える時季ですが、空気が乾燥しますので火の元・火の取り扱いに注意が必要です。
また、13日(金)ごろは気圧の谷が通過するため、雨が降る見込みです。気圧の谷が通過したあとの14日(土)は、平地でも雪を降らせるくらいの寒気が南部の近くまで流れ込む可能性があります。これまでと比べて一段と寒くなるでしょう。標高の高い所を中心に雪が降る可能性があり、雪の降り方次第では積雪の恐れもあります。南部でも雪対策が必要になるかもしれません。
この一週間で、さらに季節が前へ進むでしょう。寒さ対策に加えて、雪の備えもお願いします。
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