ホンダ/HRC渡辺社長がレッドブル代表と去就をめぐり議論。岩佐歩夢はRBのサポートを継続へ

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2024年12月09日 12:10  AUTOSPORT web

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2024年F1第24戦アブダビGP クリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)とHRCの渡辺康治社長
 2024年F1第24戦アブダビGPには、ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長が、F1プロジェクトでラージ・プロジェクトリーダーを務める角田哲史エグゼクティブエンジニアとともに訪れていた。

 アブダビGPのパドックでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンのチームメイトに2025年に誰が収まるのかが話題となっていた。さまざまな噂が流れているなか、渡辺社長はこう明かす。

「12月7日の土曜日に私と角田と(クリスチャン・)ホーナーさんの3人でミーティングしました。そのなかで当然、その件についても話し合いがありましたが、ホーナーさんは『まだ、何も決まっていない』と言っていました」

 そして、こう続けた。

「10日の火曜日にアブダビで行われるポストシーズンテストで角田がレッドブルのマシンを走らせます。ホーナーさんは『そのテストを参考にして、チームとしてジャッジする』と言っていました。火曜日にルーキー枠以外でレッドブルのマシンを走らせるのは裕毅ひとりだけなので、しっかりとパフォーマンスを出せるかどうかが大切になってくると思います」

 そのテストにはアブダビGPのフリー走行1回目を走らせた岩佐歩夢も参加する。その後は、どうなるのか。

「岩佐に関しては、来年もRBのサポートをしていくことになります。今年はスーパーフォーミュラに参戦しながら、鈴鹿とアブダビでフリー走行1回目でF1マシンを走らせ、さらにRBのシミュレーションも担当していました。来年も基本的に同様の役割をしてもらいますが、さらにRBのレースチームとともに、F1グランプリの現場にも足を運んで経験を積んでもらうことで、最終的な詰めの作業をしています」

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