【写真】ドラマ『問題物件』に出演する内田理央、宮世琉弥
本作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。
原作は、今年公開した映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の脚本などを手がける作家・大倉崇裕の小説『問題物件』『天使の棲む部屋』(いずれも光文社)。これまで、ドラマ『福家警部補の挨拶』(2014年/フジテレビ)、『警視庁いきもの係』(2017年/フジテレビ)でタッグを組んだプロデューサー・貸川聡子と3度目のタッグで映像化する。誰にとっても身近な存在である“家”を舞台に、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、不可思議な事件に隠された謎を鮮やかに解き明かしていくミステリードラマだ。
この度、内田理央と宮世琉弥の出演が決定。2人ともに、主演の上川とは今回が初共演となる。
内田が演じるのは、本作のヒロイン・若宮恵美子(わかみや・えみこ)。不動産会社に勤務するOLの恵美子は、間取りを見ることが趣味なほど物件マニアで知識は豊富、宅建士の資格も持つ。よく自作のマンションポエムを作っている。基本的にはまじめで礼儀正しいが、良かれと思って言うことがいちいち余計で、周りをうっすら引かせがち。営業部に勤務していたが、強すぎる物件愛とばか正直さ、話の回りくどさなどが原因で成績が常に最下位であったため、新設の部署・販売特別室に異動を命じられる。
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内田がフジテレビ制作の連続ドラマにレギュラー出演するのは、2018年に放送した月9『海月姫』以来7年ぶり。内田は、同じ八王子出身だという上川について「撮影の合間に地元トークができたらいいなと今からワクワクしています」と期待を寄せる。演じる恵美子については「気を遣いすぎて回りくどくなっちゃう鈍くささや、ちょっととぼけている感じが自分と似ているなと感じて、自分を見ているようでした(笑)」と明かし、「大人から子どもまで楽しめる作品になっていると思いますし、かわいい犬も出てくるので、犬好きの方もぜひ見てもらえたらうれしいです!」と作品をアピール。
宮世が演じるのは、恵美子(内田)の上司で、不動産会社の販売特別室室長・大島雅弘(おおしま・まさひろ)。亡き先代の長男である大島は、極度の人見知りで誰にも心を開かないが、愛犬の犬太(いぬた)にだけは心を許す。7年前に交通事故で両親を亡くし、自身もその後遺症で足が不自由になり、車いす生活を送っている。これまで会社では名目上役員だったが、会社に行ったことがなく、生来の内向的な性格と事故で負ったトラウマが影響して屋敷から一歩も外に出ない引きこもり生活をしていた。
そんな大島は、ある日突然、叔父である現社長に任命されて販売特別室室長になり、部下となった恵美子の報告を受ける日々を送ることに。心霊現象が大好きな心霊オタクでもあり、毎日ネットの心霊動画や心霊系のゲームに没頭している彼は、販売特別室に寄せられる心霊現象絡みの事件には興味津々だが、決して現場に出ることはなく…。
俳優のほか、今年アーティストとしてもメジャーデビューを果たすなど幅広く活躍中の宮世は「上川さんとは初めてご一緒させていただくので、すごく緊張していますが、いい子だなと思ってもらえるように頑張りたいと思います!」と初々しくコメント。演じる役について「雅弘のようなミステリアスなキャラクターに今回初めて挑戦します。人見知りですが、好きなものの話題になると心の扉が開いていく感じは“分かるな!”と思うんです。そんな雅弘というキャラクターをどう作っていくのか…自分の引き出しを多く持って探っていけたらいいなと思っています」と抱負を語っている。
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内田理央、宮世琉弥、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■内田理央(若宮恵美子役)
――本作への出演が決まった時の感想をお聞かせください。
ヒロインで出演させていただくのですが、キュンキュンするような恋愛ものではない役どころが自分らしいな、楽しみだなと思っています。男女のバディもので、でこぼこコンビが謎を解いていくという作品のテイストもすごく好きなので、今から撮影がとても楽しみです。
上川さんとはドラマでは初めて共演させていただくのですが、以前、八王子を探るバラエティー番組でご一緒したことがあります。同じ八王子出身でということもあって、撮影の合間に地元トークができたらいいなと今からワクワクしています。
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仕事ができなそうでできない感じや、しっかりしてそうでドジなところがかわいらしくて。好きなものに対しての熱意や好奇心があるところが好きだし、熱意がすごくある物件マニアなところが人間らしいなと思いました。気を遣いすぎて回りくどくなっちゃう鈍くささや、ちょっととぼけている感じが自分と似ているなと感じて、自分を見ているようでした(笑)。
――視聴者へメッセージをお願いします。
物件にまつわるユーモアとホラーが混じった、怖そうで怖くない話がたくさん出てきます。大人から子どもまで楽しめる作品になっていると思いますし、かわいい犬も出てくるので、犬好きの方もぜひ見てもらえたらうれしいです!
■宮世琉弥(大島雅弘役)
――本作への出演が決まった時の感想をお聞かせください。
実は、このドラマの紙谷(楓)監督とは『スノードロップの初恋』でもご一緒させていただいていて、こうしてフジテレビさんのドラマに2クール連続で出演させていただくことに加えて、監督やスタッフのみなさんとまたご一緒できることがとてもうれしいです。上川さんとは初めてご一緒させていただくので、すごく緊張していますが、いい子だなと思ってもらえるように頑張りたいと思います!
――演じる大島雅弘の印象は?
雅弘のようなミステリアスなキャラクターに今回初めて挑戦します。人見知りですが、好きなものの話題になると心の扉が開いていく感じは“分かるな!”と思うんです。そんな雅弘というキャラクターをどう作っていくのか…自分の引き出しを多く持って探っていけたらいいなと思っています。
そして、相棒としてわんちゃんがいるのですが、今まで一緒にお芝居をしたことがないんです。どんな感じの撮影になるのか、今からすごくワクワクしていますし、なついてもらえるように撮影の合間に遊んだりできたらいいなと思っています。わんちゃんは7年くらいずっと相棒という設定なので、短い期間にはなっちゃいますが、撮影中に7年の期間を埋められるように頑張ります!
――視聴者へメッセージをお願いします。
僕も物件を見るのが好きなんです。土地や形など見る人の好みが分かれますし、物件は無限大だなと思っています。話によって事件のジャンルも異なりますし、展開が早くて毎話楽しめる作品になってるんじゃないかなと思うので、1話から事件だけじゃなくて、人間関係の謎も描かれていくので考察しがいのある作品になっています。くせのある面白いドラマになっていると思うので楽しみにしてもらえたらうれしいです。
■江花松樹/フジテレビ(プロデューサー)
ホームズとワトソン、久利生と雨宮、湯川教授と内海刑事…。奇妙な事件の側に、名バディあり。犬頭の相棒・恵美子は内田理央さんに演じていただきます。コミカルに振り回されつつも、犬頭に負けない個性の強いキャラクターを快演していただいております。2人の気持ちのいい掛け合いは必見です!
さらに販売特別室室長・雅弘役にはいま各所で引っ張りだこの宮世琉弥さんをお迎えします。ミステリアスな空気の中に見え隠れする怪奇現象への好奇心…彼が今後どのように物語に絡んでくるかも見どころです。“販売特別室”のチームが奇妙な事件に立ち向かう不動産ミステリー、『問題物件』をぜひお楽しみに!
■貸川聡子/共同テレビ(プロデューサー)
傍若無人、破天荒な謎の男、犬頭とバディを組むのは、負けず劣らずキャラが濃い物件マニア女子・若宮恵美子。そんな恵美子を演じるのは、内田理央さん!困り顔が抜群に似合う彼女に、存分に振り回され困っていただいています。
恵美子が勤務する販売特別室室長・大島雅弘を演じるのは宮世琉弥さんです。実は雅弘はこのドラマのキーパーソン。なぜ、販売特別室が生まれたのか?犬頭が現れたのか?その謎の中心には雅弘が…。各話の謎解きとともに、犬頭と雅弘をめぐる謎も楽しんでいただきたい!おかしなおかしな不動産ユーモアミステリー『問題物件』、個性的なメンバーでお届けします!