ジュディ・ガーランドがミュージカル映画「オズの魔法使」で履いていた赤い靴が、2800万ドル(約42億円)で落札された。
12月7日に開催されたオークションで、1939年の同名作映画でドロシー役を演じたジュディが履いていた赤い靴は、手数料を入れると3250万ドル(約49億円)となり、落札予想額300万ドル(約4億5000万円)の10倍以上の値が付いた。
ヘリテージ・オークションのロバート・ウィロンスキー広報担当副社長は声明の中で次のように述べている。
「この靴は、世界で最も価値のある映画界の宝物であり、このオークションを史上最も成功したエンターテイメント・オークションにしてくれました」
1969年6月に47歳で亡くなったジュディは、撮影中に何足もの赤い靴を履いており、4足が現存していることが知られている。
今回落札された一足は、1970年に衣装デザイナーのケント・ワーナーがMGMの倉庫で他の赤い靴と共に発見したもので、同年にコレクターのマイケル・ショーに売却されていた。その後ミネソタ州のジュディ・ガーランド博物館に貸し出されていたが、2005年に盗難被害に遭い、FBIが捜査する中、2018年に発見されていた。
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