楽天ラクマが越境ECサービスと連携、台湾ファミマアプリに日本のリユース品を出品

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2024年12月10日 13:01  Fashionsnap.com

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楽天ラクマ

Image by: 楽天グループ
 楽天グループが運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」が、台湾ファミリーマートアプリ内で日本のリユース品が購入可能になる出品連携サービスを開始した。

 台湾・全家便利商店股份が運営し、1800万人の会員を抱える台湾ファミリーマートアプリは、2024年6月からアプリ内で日本の商品を購入できる「比比昂日貨」を開始していた。今回楽天ラクマは、比比昂日貨の新サービスであり、日本のリユース品を取り扱う「比比昂日貨二手精品」と連携。全国数百社の古着ショップ、ブランド買取業者、ヴィンテージ品の事業者が参加する「ラクマ公式ショップ」のファッションカテゴリの商品を出品する。海外購入代行では購入時に決済を行った後に、代行手数料や国際送料の決済を分けて行うフローが一般的だが、この連携によりこれらを含めた料金の決済が一度で完結できるようになる。
 近年は日本のリユース品の品揃えの豊富さや状態の良さが海外で価値を高めており、「Used in Japan」というキーワードによる需要が高まっているという。ラクマ公式ショップファッションカテゴリにおける海外購入代行の金額は、昨年比で1.9倍に伸長。8月にはメルカリが、台湾在住のユーザーがWeb版メルカリを通じて日本で出品された商品を直接購入できるサービスを開始した。

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