ビヨンセ、一家そろってサプライズ登場　長女ブルー・アイビーと声優として初共演

米歌手ビヨンセ（43）と夫でラッパーのジェイ・Z（55）が9日、米ロサンゼルスで開催されたディズニーの超実写版「ライオン・キング」の前日譚「ライオン・キング：ムファサ」のプレミアにサプライズ登場した。

ジェイ・Zは前日、性的暴行などの容疑で起訴されたショーン・コムズ被告と共に2000年代初めに当時13歳だった少女をレイプしたと告発され、民事訴訟を起こされたばかり。ジェイ・Zは即座に疑惑を否定し、事件について報道等で見聞きする年齢になった子どもへの影響を悲しんでいると述べ、「詐欺行為」と非難していた。

ビヨンセは同作で、長女ブルー・アイビー（12）と声優として初共演しており、娘をサポートするため互いにマッチしたメタリックなドレスを纏って登場。レッドカーペットには、ダークスーツにネクタイ姿のジェイ・Zと、ビヨンセの母ティナ・ノウルズさんも姿を見せ、4人そろって腕を組んでポーズを取り、一致団結する姿をアピールした。

ビヨンセは前作に続きナラ役を再演し、ブルー・アイビーはキアラ役で長編映画デビューを果たした。ビヨンセはインスタグラムにブルー・アイビーが単身でポーズを取る写真を投稿し、「今日はあなたの夜。一生懸命働き、キアラの声としてとても素晴らしい仕事をしました。家族はこれ以上ないほど誇りに思っています。これからも輝き続けて」と祝福メッセージをつづっている。（ロサンゼルス＝千歳香奈子）