RFS、中間貯蔵施設を公開=操業1カ月、搬出先めど立たず
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2024年12月10日 21:01 時事通信社
東京電力ホールディングス(HD)と日本原子力発電が共同出資するリサイクル燃料貯蔵(RFS)は10日、原発から出た使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設(青森県むつ市)を報道陣に公開した。先月6日の操業から約1カ月が経過したが、最長50年とされる貯蔵期間終了後の搬出先のめどは立っていない。
建屋には、東電柏崎刈羽原発(新潟県)の使用済み燃料が入った全長約5.4メートルの金属製容器(キャスク)1基が保管されていた。計288基のキャスクの収容が可能だが、RFS地域交流部の安藤達也副部長は「貯蔵から40年くらいで搬出作業に入らないと、50年目までに全て運び出し切れない」と指摘した。
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