2014年に朝日杯FSが中山から阪神にコースが変更されたのと同時に、2歳の大レースとしてもうひとつホープフルSが用意され、17年からはGIに昇格。それに伴い、このレースは「2歳マイル王決定戦」という様に定着してきている。
1.前走もマイルを使われた馬
過去10回で、今回が距離延長となる馬は[1-2-3-62]で複勝率8.8%、今回が距離短縮となる運は[2-2-1-24]で複勝率17.2%。それに対して、前回もマイル戦に使われていた馬は[7-6-6-48]で複勝率28.4%。前回もマイルに使われた馬が有利となっている。
2.前走1着馬が強い
前走で負けていることはそれだけで割り引き材料になる。過去10回の勝ち馬は全て前走が1着。前走5着以下で馬券に絡んだのは18年2着のクリノガウディーのみ。
3.前走の人気も重要
過去10回で、勝ち馬のすべては前走が2番人気以内。特に前走1番人気には妙味もあって、単勝回収率93%、複勝回収率は136%と大きく100%を超えてくる。
アルテヴェローチェは前走がマイル戦のサウジアラビアRCで2番人気1着。上記の条件を完璧に満たしていて、ここは好走確率が非常に高いと言えるだろう。堅軸として扱いたい。