俳優の松たか子、多部未華子、チュ・ジョンヒョクが10日、都内でTBS系新春スペシャルドラマ『スロウトレイン』(来年1月2日 後9:00)の制作発表会見に参加した。
【全身カット】二の腕チラリ!真っ白ワンピで登場した多部未華子 オリジナルの物語で、脚本を同局ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』、放送中の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』や映画『ラストマイル』などを手掛けた野木亜紀子氏が担当。家族の在り方を描く新時代のホームドラマで、松のTBSドラマへの出演は日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』以来6年ぶりとなる。
松が演じるのは、長女の渋谷葉子(しぶや・ようこ)。フリーの編集者で未婚。渋谷家の家長として両親と祖母と共に暮らしていた鎌倉の実家で暮らしている。多部が演じる葉子の妹・都子(みやこ)は、30歳を過ぎても職を変え、居場所を変えふらふらしていたが突然、韓国に行くと言い出し、渋谷家は一波乱。飲食関連の投資会社で働く青年・オ・ユンス役をジョンヒョクが務める。
この日の司会は『ラヴィット!』でおなじみの赤荻歩アナウンサーが担当し、ジョンヒョクの通訳はこちらも『ラヴィット!』でおなじみのみょんふぁが務めた。ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『正直にお伝えします!?』などで注目のジョンヒョクは本作が日本のドラマ初出演となる。「日本の作品に出るのは初めてで、こういう場所に同席させていただいて、ぜひ日本語で皆さんとお話できればなと、ずっと考えるだけしてました。考えるだけで全くお話ができなくて申し訳ないですが、次の機会には必ずや会話を日本語できるようになればと思っています」とジョーク交じりにあいさつ。そして「私自身、子どもの頃からすごく憧れていた日本の俳優さんの皆さんと一緒に会見に同席させていただいていることが夢みたいです」と心境を明かした。
また、好きなシーンの話題を話すことに。ネタバレはNGで多部は「釜山で撮影したいろいろ」と濁して語った。ジョンヒョクは韓国語で見どころを語ったが、みょんふぁが周囲を見渡し、赤荻アナは「大丈夫かな?」とストップ。ジョンヒョクは「すみません。いろいろ!」と日本語で話し、会場は笑いが。「何も言えないです!」と苦笑いしながらも「せりふでしゃべった日本語のせりふは全部言えます。あまりに難しかったので。なので、日本語のシーンは全部印象に残っています」と改めて見どころを語っていた。
なお、赤荻アナのスーツが劇中で登場する江ノ電をイメージしたことも明かされた。
会見には、松坂桃李、星野源も参加した。