松坂桃李、松たか子&多部未華子の弟役は「贅沢すぎる」多部から“雑扱い”も「しっくりきた」【スロウトレイン】

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2024年12月11日 06:04  モデルプレス

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「スロウトレイン」制作発表会見に出席した多部未華子、松たか子、松坂桃李(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/12/11】俳優の松坂桃李が12月10日、TBS系新春スペシャルドラマ「スロウトレイン」(2025年1月2日よる9時〜)制作発表会見に、主演の松たか子、共演の多部未華子、星野源、チュ・ジョンヒョクとともに出席。松、多部との共演について語った。

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◆多部未華子、松坂桃李の弟役は「しっくりきた」

今作で3姉弟を演じる松、多部、松坂。次女・渋谷都子役の多部は、自身の役柄について「30歳になるのに職も安定してなくて地に足がついてないように見えますが、思っていることは曲げられない芯がある女性だったので、わりと共感できるところがあってとても楽しかったです」とし上で「私自身、弟はいないんですけど、弟を雑に道具のように扱う都子の性格が好きでした」と回顧。弟役が松坂であることに触れられると、松坂と顔を見合わせた多部は「本当にいろんな役柄やってますが、一番しっくりきた」とこれまで他の作品で共演した役の中でも特にフィットしたと言い、会場からは笑いが。松坂も「僕もすごく思いました。しっくりきたなって」と共感する一方で、司会から「雑に扱う感じがしっくりきた?」と振られると「ごめんなさい、失礼ですね」と多部が慌てて謝罪するなど、微笑ましいやりとりで場を和ませていた。

そんな松坂は、松と多部が姉役という状況に「僕にはもう贅沢すぎるといいますか。だからどれだけ雑に扱われても居心地が良かったですし、本を読んでも自分の話題が出ないように姉たちに会話をしていく感じが、 僕自身の姉と妹と会話をする時の感覚とちょっと似てて。なるべく自分の話題が出ないように話を進めていく感じで、自分の話題が出た時はちょっと口数が減るというか、早く話をそらそうとする感じは、野木さんの本を読んでても何の違和感も感じなくてすごいなと思いました」と実の家族と重ね合わせて話した。

そして長女・渋谷葉子役の松は「私自身が末っ子なので、上2人が色々やって怒られているのを見て『ああやったら怒られる』と思いながらコソコソ育ってきたものですから。お姉ちゃん気質が自分にある自信もなかったので『こんな素敵な妹、弟がいるように見えるかな?』『でもそう見えたら嬉しいな』と思いながら、ちょっとドキドキしていました」と笑い混じりに語っていた。

◆松たか子主演「スロウトレイン」

ドラマ「空飛ぶ広報室」(2013/原作:有川浩)、「逃げるは恥だが役に立つ」(原作:海野つなみ)「重版出来!」(2016/原作:松田奈緒子)、映画「罪の声」(2020/原作:塩田武士)など数々の作品でヒットを生み出してきた脚本・野木亜紀子氏×監督・土井裕泰氏が再びタッグを組み手掛けた本作。変わりゆく時代の中でも普遍的に在り続ける「家族」を通して、痛快で、胸が高鳴り、最後には思いっきり笑顔になれる、宝物のような新時代のホームドラマとなっている。(modelpress編集部)

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