壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描き、映画、演劇、音楽と頂点を極めた一大叙事詩『ライオン・キング』。ディズニー史上、最も温かく切ない“兄弟の絆”の物語『ライオン・キング:ムファサ』が、12月20日(金)に公開となります。
公開まで残り2週間を切る中、イルミネーション煌めく新宿の街中に突如、巨大&超リアルな砂の彫刻、ムファサとタカの”兄弟(ブラザー)砂像”が出現!映画の舞台となるサバンナから着想を得て、この度映画公開を記念し特別に創られることとなったそう。若き日のムファサとタカ(後のスカー)が互いの顔を寄せ合う仲睦まじい様子が形作られている砂像。『ライオン・キング:ムファサ』では、ムファサとタカが仲の良い兄弟だった頃のストーリーが描かれており、その後彼らに待ち受ける運命を思うと、明るい表情で隣同士並ぶ砂像のふたりの姿に胸が締め付けられます。
そんな砂像の総重量は、驚愕の15トン!高さと横幅は2.4メートルと、本物のライオンさながらのダイナミックなサイズ感と迫力で通行人の注目を集めている。クリスマスである12月25日(水)まで、新宿サザンテラスで展示されます。
SNS上では砂像を見た人たちから早速、「新宿で見つけたライオンキング!!」や「新宿に砂像出現していてとてもテンション上がった!ムファサ楽しみ!」と、映画公開を楽しみに待つコメントが見受けられました。
【アーティストプロフィール】
保坂俊彦(ほさかとしひこ)日本には数名しかいないプロの砂像アーティスト。
1974年、秋田県能代市生まれ。
1998年東京藝術大学美術学部彫刻科卒業。
大学在学中より各種イベントにおいて砂像の制作を始める。 卒業後 様々な素材による店舗や撮影用の美術品、ディスプレイ用オブジェなどの立体造形物、商業玩具原型等の制作を手がける。
現在は宮城県東松島市の地域おこし協力隊としても活動中。ドイツでの世界選手権大会(2008年6月 USF World Championship at Sandfestival Ruhr)でソロ部門3位、中国での世界大会(2016年5月 中国罗田国际沙雕大赛)で準優勝。2017年5月の台湾での世界大会では優勝、アーティストチョイス賞を受賞などの受賞歴がある。2019年には、地球環境の変化を特集したアメリカの「TIME」誌(9月23日号)の表紙を砂像アートで飾ったことでも、大きな話題を集める。2022〜2024年 宮城県東松島市で開催された「サンドアートジャパンカップ」にて3連覇を達成。
【制作に寄せたコメント】
展示エリアへの砂の運び込みから、人力で総量15tを三日三晩で砂詰めするなど、周辺環境への配慮なども含め、街中(しかも都心ど真ん中での)制作は今回が初めて。普段あり得ない環境での砂像制作はチャレンジでした。
これまでライオンは沢山制作しましたが、表情や、特に笑顔があるもの等なかったので、『ライオン・キング』のキャラクターとして、表情をしっかり出せるように細心の注意を払いました。普段以上に、彫りながら何度も資料写真と突き合わせながら彫っていく。彫ったら資料確認、彫ったら資料確認の繰り返しで、細部まで再現しています。リアルなライオンだけど、まるで人間のような表情があるのは、作っていても面白いチャレンジでした。
|
|
間もなく公開を迎える『ライオン・キング:ムファサ』は、シンバの父、ムファサの若き日の物語。前作『ライオン・キング』(2019)では明かされなかった、ムファサとタカ(後のスカー)兄弟の知られざるドラマが明らかになる。孤児であったムファサの運命を変えたのは、当時まだ純真無垢な王子だったタカとの出会い。血のつながりを越えて兄弟の絆でむすばれたふたりは、冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指す旅に出るが、その先で、彼らの運命を分かつ“ある出来事”が…。ディズニー史上、最も温かく切ない“兄弟の絆”の物語がついに幕を開ける――。今回展示された砂像では、これまで敵対するキャラクターとして知られてきたムファサとスカー(タカ)のイメージからは想像ができないほど、仲睦まじかった頃の兄弟の様子が生き生きと描かれている。ふたりの身に一体何があったのか、気になる真相は劇場で!
<『ライオン・キング:ムファサ』公開記念 巨大“兄弟砂像”展示 実施概要>
■展示日程:2024年12月8日(日)〜2025年12月25日(水) 07:00-24:00
■実施場所:新宿サザンテラス
『ライオン・キング:ムファサ』
12月20日(金)全国劇場にて公開
クレジット表記:(c) 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
|
|