12月10日、『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)が放送された。
『THE W』は、最も面白い女性お笑い芸人を決めるコンテスト。8回目となる今回、過去最多の参加者903組が参加し、その頂点に立ったのは’13年に結成されたコンビ「にぼしいわし」だった。同大会初となる、漫才を2本披露して優勝したにぼしいわし。メンバーの伽説いわし(32)は優勝後の会見で「漫才2本では勝てない大会だと思われていたので、漫才で勝ててうれしい」と語った。
そんな『THE W』だが、現在物議を醸している点も。というのも、決勝戦で披露されたネタ全てに下ネタが含まれていたのだ。決勝戦に参加したのはにぼしいわしと紺野ぶるま(38)、忠犬立ハチ公の3組だが、例えばにぼしいわしは「ウンコ」を連呼し、紺野は男性器に言及。そして、忠犬立ハチ公は官能小説を読み上げるというネタだった。
視聴者の間では、この“下ネタ尽くし”の決勝戦が波紋を呼ぶことに。“下ネタ”であるうえに面白くないと感じた人も多かったようで、Xでは《最終決戦3組全員下ネタて 下ネタにしたからにはせめて面白いネタであれよ》《3組とも下ネタって しかも面白く無い。こんなの子どもがいたら一緒に見れない》《決勝全員下ネタだったな 下ネタは笑いが取りやすいものではあるけど賞レースの決勝がそれでええんか……?》と懐疑的な声が相次いだ。
一方で、この騒動によって評価を上げた女芸人も。
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「エルフの荒川さんです。3年連続3度目の『THE W』ファイナリストとなったエルフですが、ファーストステージのCブロックで忠犬立ハチ公に敗れてしまいました。荒川さんは『THE W』終了後、『女芸人No.1決定戦 THE W 最速反省パーティー』(hulu)に登場。番組の最後、『アタシは下ネタ嫌でした!』と、決勝戦についての率直な思いを明かしたのです。賞レースにおいて、下ネタを持ち込むことは荒川さんのポリシーとは反していたようです。
Huluのみでの配信でしたが、下ネタ騒動が波紋を呼んでいたこともあり、この発言はSNS上で拡散。荒川さんのスタンスに共感する人が相次いだのです」(WEBメディア記者)
Xでは、次のように荒川の思いを支持する声が上がっている。
《エルフのお笑い好き いてくれて助かってる がんばってほしい》
《わたしは下ネタ面白かったけど荒川さんのスタンスもカッコ良すぎる、大好き》
《だいすき荒川。これからも面白いネタ見せてね》
《荒川ちゃんほんま最高、まじでこれすぎる》
惜しくも優勝は逃したが、エルフのファンは今回の大会で大きく増えそうだ。
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