中国の11月の新車販売台数が去年の同じ月と比べてプラス11.7%となり、2か月連続の増加となりました。中国政府による自動車の買い替え支援策が効果を上げているものとみられます。
中国自動車工業協会によりますと、11月の新車販売台数は輸出も含めて331万6000台となり、去年の同じ月と比べて11.7%増えました。増加は2か月連続で、増加の幅も前の月の7.0%から拡大しています。
また、EV=電気自動車などの「新エネルギー車」の販売は151万2000台となり、去年の同じ月と比べてプラス47.4%と、大幅に増加しました。
景気対策として中国政府が推進する自動車の買い替え支援策が効果を上げているものとみられます。
ただ、中国製のEVをめぐり、ヨーロッパで関税を引き上げる動きがあるほか、アメリカのトランプ次期大統領も関税の大幅な引き上げに言及していることから、中国では今後、自動車の輸出面でも大きな影響を受ける可能性があります。
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