前回からの続き。私はアカネ。夫と小学2年生の娘・モモとの3人家族で、私の実家のそばに暮らしています。去年、遠方に住んでいた弟が地元に戻ってきました。妻であるミホちゃんと、幼稚園児の娘ちゃんも一緒です。土地勘がある私は、見知らぬ土地へ来たミホちゃんにいろいろ教えてあげることにしました。義姉として、可愛い義妹とは仲良くしたいもの。ミホちゃんが幼稚園のママ友とお出かけするときも、なるべく一緒に参加するようにしています。
クリスマスパーティーの2日前。ミホちゃんは困った顔で頼みごとをしてきました。「やっと私のことを頼ってくれた」と思って嬉しかったです。買い出しに準備、料理や当日の進行……。私は張り切ってパーティーの準備に取りかかりました。
デザートを並べて、プレゼントの交換の準備をして……。そうだ、みんなでパーティーゲームをする時間だ! あたふたしていると娘のモモがぽつんとソファに座っているのが目に入りました。違う歳の子たちに囲まれてつまらなさそうにしています。
クリスマスパーティーは大忙し。ふとミホちゃんの方を見るとお友だちと楽しそうに笑っています。私はこんなに忙しくしているのに……。そのとき私はふと我に返り、「何をしてるんだろう」と思ってしまったのです。
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今回のことで、これまでの自分のふるまいを反省した私。私がいるべきコミュニティは、自分自身が作ったママ友たちとの輪にあるのです。もう二度とミホちゃんの友人関係に入り込むことはしないようにしたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子