マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、ユヴェントス戦を振り返った。11日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節が11日に行われ、マンチェスター・シティは敵地でユヴェントスと対戦した。序盤から一進一退の攻防が続き、スコアレスで前半を折り返すと、後半開始早々の53分にドゥシャン・ヴラホヴィッチに先制点を献上。75分にカウンターからウェストン・マッケニーに追加点を許すと、その後の反撃も実らず、そのまま0−2で敗れた。
直近の公式戦10試合で7敗目を喫したマンチェスター・シティ。データサイト『Opta』やUEFAによると、11月以降の公式戦で喫した21失点は欧州5大リーグに所属するクラブの中で最多の数字だという。CLでは3試合未勝利となり、ノックアウトステージにストレートインできる8位リールと「5」ポイント差の22位に転落。バロンドールを受賞したスペイン代表MFロドリの離脱後から続く不振を抜け出すことができていない。
試合後、グアルディオラ監督は「ユヴェントスは素晴らしいチームであり、彼らの成功を心から願っているよ。彼らの勝利を祝福する」と対戦相手を称えつつ、「我々にとっては苦しい時期だが、自分たちのプレースタイルが我々を救い、勝利をもたらしてくれるだろう。多くの試合で勝利できていないので言い訳はできないが、我々は貫き続けなければならない」と言及。その上で、次のように試合内容を振り返った。
「敗因は守備のミスではない。我々は敵陣ボックスやペナルティースポットまで何度も到達したが、最後のパスでミスが出てしまった。それが今日の試合における違いだよ。我々は最高だ。チームを愛し、自分たちのプレースタイルを愛している。この結果によって私が逆の立場に立つことはない。結果や何が起こったかを分析する必要がある。良い時も悪い時も自分自身に疑問は持っているし、勝利への道を見つけようとしているよ」
なお、マンチェスター・シティはリーグフェーズ残りの2試合でパリ・サンジェルマン(PSG)、クラブ・ブルッヘと対戦する。
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