金ロー「ハウルの動く城」1月10日ノーカット放送決定 制作秘話も公開

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2024年12月13日 06:04  モデルプレス

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映画「ハウルの動く城」場面写真(C) 2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
【モデルプレス=2024/12/13】宮崎駿(※「崎」は正式には「たつさき」)監督の映画『ハウルの動く城』が、2025年1月10日に日本テレビ系『金曜ロードショー』(よる9時〜)でノーカット放送されることが決定した。

【写真】“ハウル役”木村拓哉「ハウルの動く城」前で記念撮影

◆「ハウルの動く城」公開から20周年迎える

2024年11月20日で、公開から20年を迎えた本作。現在ジブリパークでは『ハウルの動く城』をモチーフとした初の「ウィンターイルミネーション」が開催。“ジブリの大倉庫”の大きなガラス壁面が、アニメーションのコマ送りのような演出でライトアップされた(2025年2月3日までの予定)。

宮崎監督が『千と千尋の神隠し』(2001)に続いて手がけた本作は、ベネチア国際映画祭オゼッラ賞受賞をはじめ、米アカデミー賞ノミネートなど、国内外で高い評価を受けた。帽子屋で働く18歳の少女ソフィーは、ハウルと関わったために、彼をつけ狙う荒れ地の魔女の呪いで90歳のおばあさんにされる。家を出て家政婦としてハウルの城に住み込むことになったソフィーは、城で暮らす火の悪魔カルシファーや、少年マルクルと家族のように過ごす。そして不思議な共同生活の中で、ハウルとも心通わせる。ソフィーは呪いを解く方法を見つけ、幸せになれるのか。

◆「ハウルの動く城」制作秘話公開

原作はイギリスのファンタジー作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏が発表した『魔法使いハウルと火の悪魔』。原題は「Howl’s Moving Castle」。この原題を見て「城が動くって面白い」と宮崎監督が惹かれたことから制作が決まったという。宮崎監督は、まず作品の主役ともいうべき動く城のデザインから作業を開始。しかし、城のデザインに悩み、鈴木敏夫プロデューサーと話しながら大砲や屋根、煙突などを描き完成したのが、映画の中の動く城である。足はニワトリの足と戦国時代の足軽の足で悩み、ニワトリの足にすることになった。メカ(機械)とも怪物ともつかない、ユニークな城を作り上げた。

ストーリーはヒロインのソフィーと魔法使いのハウルの恋が中心に進んでいく。しかし、ハウルの弟子の身寄りのない少年マルクル、暖炉に居て城を動かす火の悪魔カルシファーたちと共同生活をしていくうちに、家族になっていく一種のホームドラマでもあるともいえる。物語が進むにつれ、かかしのカブや、魔法使いの使い犬ヒン、そしてあの人までもが、ハウルの家に住みついて行く。(modelpress編集部)

◆「ハウルの動く城」作品情報

18歳の少女・ソフィーは、長女として亡き父の残した帽子屋を1人で切り盛りしてきたが、それは決して彼女の望んだ生き方ではなかった。ある日、出征兵士でにぎわう町中でソフィーは兵隊にからまれる。その窮地に救いの手をさしのべたのは通りすがりの美青年。彼は不思議な力でそのまま空へと舞い上がり、ソフィーを束の間の空中散歩にいざなうのであった。夢のような出来事に心奪われるソフィー。しかしその夜、ソフィーは、店を訪れた荒地の魔女に呪いをかけられ、90歳のおばあちゃんに姿を変えられてしまう。このままではいられない。意を決して荷物をまとめて荒地を目指すソフィー。夕暮れ迫る荒地を歩いていると、その向こうから、目の前に奇怪な形をした「ハウルの動く城」が姿を現したのだった。

◆「金曜ロードショー」今後の放送ラインナップ

・2024年12月13日よる9時『アナと雪の女王/家族の思い出』『美女と野獣/ベルの素敵なプレゼント』※地上波初放送
・2024年12月20日よる9時『ホーム・アローン2』
・2025年1月3日よる9時『ライオン・キング』※本編ノーカット
・2025年1月10日よる9時『ハウルの動く城』※ノーカット

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