放送までいよいよ3週間を切った『第75回NHK紅白歌合戦』。大晦日の風物詩として定着した国民的番組だが、今年はかつてない“目玉不足”が叫ばれている。
「昨年9月以降から取りやめていた、STARTO ENTERTAINMENT社所属タレントの起用を今年10月から再開する方針を発表し、Snow Manといった人気グループの出場が予想されていましたが、結局STARTO社のタレントは一組も出ていません。
Creepy Nutsやこっちのけんとといった話題の初出場組もいますが、それ以外は例年通りといったメンバーで、あっと驚く大物アーティストの出場は現時点で発表されていません。
昨年の紅白の平均世帯視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)は第1部が29・0%、で第2部が31.9%といずれも過去最低を記録。これ以上、数字が下がると”紅白不要論”がより現実味を増してくるため、なんとしてでも”30%超えを!”がNHK内部で至上命令になっていますが……」(NHK関係者)
そこで、期待を集めるのが当日に向けて順次に発表される”特別枠”での出場歌手。例年、11月下旬から小出しで発表される傾向で、昨年も11月29日に「クイーン+アダム・ランバート」が発表されている。しかし、今年は12月13日に西野カナの出演が発表されたのみ
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果たして、何が起こっているのか。ある芸能プロ幹部は言う。
「今年の発表が遅いのは、制作サイドの事情があると思います。毎年、視聴率が話題になるとあって、出場歌手の選定には毎年苦労していますが、特にここ数年は目玉不足に苦しんでおり、サプライズ演出が必須のものとなっています。
仮に12月頭に発表しても、まだ本番までは2週間以上あるため、ぎりぎりまで引っ張っているのです。今年は是が非でも視聴率を落とすわけにはいきませんからね。
12月20日頃に曲目が発表される見通しですが、特別枠といった追加発表はその後になると思います。もっといえばリハが始まる29日前後に曲順が発表されますが、そのくらいまで引っ張るかもしれません」(前出・芸能プロ幹部)
となると、気になるのが特別枠での出場が期待される中森明菜やB’zだが……。
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「サプライズ出場は、明菜さん、B’z。そして米津玄師さんの3組に絞られたと言ってもいいと思います。もちろん最終的な出場はわかりませんが、交渉は順調にいっているという噂も聞いていますし、期待していていいと思うのですが……」(前出・芸能プロ幹部)
引っ張った分だけ、スペシャル感のあるアーティストが出ることを期待したい。
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