「トラックボール（トラックボールマウス）」は、コンピューターを操作するポインティングデバイスの一種です。指でボールを操作して、ポインターを動かします。
一般的なマウスとは異なり、手首を動かさずに操作ができるため、手の関節への負担が少なく、腱鞘炎などを防げます。
今回は、楽天の「エレコムのトラックボールマウス」人気ランキング（2024年12月12日14：00時点）を参考に、おすすめの商品を紹介します。
●操作方法やボタンの数、接続方法などで異なる操作感
|
|
|
|
トラックボールマウスには複数の操作方式がありますが、主に「親指」と「人差し指」で操作するものに分けられます。
「親指タイプ」は、クリックボタンやスクロールホイールが一般的なマウスと同じ位置にあり、初心者でも操作に慣れやすいタイプです。
一方、「人差し指タイプ」はクリックボタンなどの位置が一般的なマウスと異なるため、慣れるまで時間がかかりますが、人差し指と中指の2本でボールを支えられるので、エクセルのセルをクリックする時など、細かな作業がしやすくなります。
接続方式は、主にUSBドングルをパソコンに接続して使用する「無線式」、ケーブルを使う「有線式」、Bluetoothを使う「Bluetooth式」の3種類。複数の方式を備え、接続方法を選択できるモデルや、複数台のパソコンに接続して接続先を切り替えられるモデルも販売されています。
また、「コピー」「ペースト」「戻る」などの機能割り当てが可能なボタンを備えたモデルもあり、使いこなせば作業効率が格段に上がります。購入直後は操作に戸惑う人も多いと思いますが、慣れれば手首の負担を減らして楽に使えるため、ぜひ慣れるまで使ってみてください。
|
|
|
|
●軽量で持ち運びやすい「人差し指タイプ」：ワイヤレストラックボール DEFT M-DT1DRBK
「ワイヤレストラックボール DEFT M-DT1DRBK」は、軽量で持ち運びやすい「人差し指タイプ」のワイヤレストラックボールマウスです。
ボタンは、左右ボタン、進む・戻るボタン、チルトホイール、3つの機能割り当てボタンの計8つを装備。チルトホイールを左右に傾けると、ページのスクロールができます。
トラックボールの動きを検出するセンサーには、ゲーミンググレードのものを使用し、ポインターの追従性を追及。また、ポインターの移動速度を2段階で切り替えられるボタンも備えています。
電源は単3乾電池1本で、重量は電池を含まない状態で約112g。価格は、エレコム公式サイトで1万4363円（税込、以下同）ですが、楽天などECサイトでの実売価格は5000円前後です。
|
|
|
|
●大玉トラックボールを採用し、大画面でも使いやすい「人差し指タイプ」：ワイヤレストラックボール M-HT1DRXBK
「ワイヤレストラックボール M-HT1DRXBK」は、大型のトラックボールとパームレストを備えた、「人差し指タイプ」のワイヤレストラックボールマウスです。
同社のトラックボールマウスと比べて大型のボールを使用しているため、ポインターを大きく動かせるようになり、大画面での操作に向いています。
手首側には低反発素材を使ったパームレストを備え、手首の負担を低減。ボタンは左右ボタン、進む・戻るボタン、チルトホイール、3つの機能割り当てボタンの計8つで、チルトホイールの左右傾けにも機能の割り当てが可能です。
電源は単3乾電池2本で、重量は電池を含まない状態で約260g。価格は、エレコム公式サイトで1万6885円ですが、楽天などECサイトでの実売価格は6000〜7000円前後です。
●長寿命部品を使用した「親指タイプ」：トラックボール EX-G PRO M-XPT1MRBK
「トラックボール EX-G PRO M-XPT1MRBK」は、Bluetoothでの接続も可能で、長寿命部品を使用した「親指タイプ」のワイヤレストラックボールマウスです。
有線、無線、Bluetoothの3種類から接続方法が選べるので、さまざまなパソコンに対応できることが特徴。ボタンは、左右ボタン、進む・戻るボタン、チルトホイール、3つの機能割り当てボタンの計8つを装備しています。
長寿命部品を使用しているので、保証期間が3年と長いこともうれしいですね。電源は単3乾電池1本で、重量は電池を含まない状態で約147g。価格は、エレコム公式サイトで2万1318円ですが、楽天などECサイトでの実売価格は8000〜9000円前後です。
IT・インターネット
