ヤマダデンキは12月13日、2日に中止を公表していた「ヤマダ積立預金 満期特典」について、キャンペーンのために、ヤマダデンキ会員向けのネット銀行支店「ヤマダNEOBANK」で口座を開設したユーザーへの対応などを追加で発表した。
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ヤマダデンキによると、キャンペーンのためにヤマダNEOBANKの口座を開設したにもかかわらず、申し込みできなかったユーザーが多くいたという。これを受け、11月28日〜12月2日までに申し込んでおり、16日までに口座の開設を完了したユーザーに、全国のヤマダデンキで使える「ヤマダポイント」を1500ポイント進呈するとしている。
キャンペーンに申し込んでいたユーザーには、9日にヤマダポイント3000ポイントを進呈済み。申し込んでいた積立預金は継続できるが、満期特典のヤマダポイントはない。16日に初回の積立振替があるため、ヤマダデンキは積立振替を希望しない場合、ヤマダデジタル会員アプリの銀行取引のメニューから、ユーザー自身で解約の手続きをするよう呼び掛けている。
問題のキャンペーンは、ヤマダNEOBANKにおいて11月28日に始まった。積立預金を満期まで継続すると、総積立額の10%(通常還元5%+キャンペーン特典5%)をポイントで還元される。元本が保証され、最短12カ月で還元が受けられることから、SNSでは「実質年利18.5%」の破格のキャンペーンとして話題になったが、29日にキャンペーンサイトが閉鎖。12月2日に「想定を超える申し込みがあった」として中止を発表していた。