JR東日本「はちおうじ4号」に代わる臨時「かいじ」平日朝に運転へ

JR東日本は13日、ダイヤ改正を2025年3月15日に実施すると発表した。中央本線の特急列車に関して、平日朝に特急「かいじ」の臨時列車を設定。甲府駅5時40分発・東京駅7時45分着とされ、八王子駅から東京駅まで現行の上り「はちおうじ4号」とほぼ同時刻で運転される。


特急「かいじ」の臨時列車は甲府駅を5時40分に発車した後、途中の石和温泉駅、山梨市駅、大月駅、八王子駅、立川駅、新宿駅に停車。大月駅の発車時刻は6時16分、八王子駅の到着時刻は6時47分、新宿駅の到着時刻は7時29分とされ、終点の東京駅へ7時45分に到着する。新宿駅および東京駅へ8時前に到着する特急列車を設定することにより、山梨エリアから東京方面へ通勤・通学の利便性向上を図るとしている。運転日については決まり次第、別途知らせるとのこと。



JR東日本は2025年3月15日のダイヤ改正で、中央線快速・青梅線の東京〜大月・青梅間でグリーン車による有料着席サービスを開始。これに合わせ、平日の朝および夕夜間に全車指定席の特急列車として運転されてきた「はちおうじ」(東京〜八王子間)と「おうめ」(東京〜青梅間)は運転取りやめとなる。現在、平日朝の上り「はちおうじ4号」は八王子駅6時48分発・東京駅7時43分着。ダイヤ改正後、ほぼ同じ時刻で特急「かいじ」の臨時列車が走ることになる。（MN 鉄道ニュース編集部）