6日にORICON NEWSが発表した毎年恒例の『好きな女性アナウンサーランキング』で、TBSの田村真子アナが1位を獲得。13日には『好きな男性アナウンサーランキング』の発表が行われ、同局の南波雅俊アナが2位、赤荻歩アナが6位に輝いた。両ランキングともに『ラヴィット!』(月〜金 前8:00)内で大々的に取り上げられ、それぞれのアナウンサーに特化した特集VTR、結果発表での歓喜と感動などが注目を集め、SNS上でも大きな話題となった。ORICON NEWSでは、3人のアナウンサーに喜びの声を聞いた。
【写真たくさん】感動と喜びがギュッと…『ラヴィット!』好きなアナ発表――順位の感想について
【田村真子】本当にびっくりしました。そもそも、アナウンサーランキングに入ると思って、仕事をしてきたわけではなかったので。「まさか1位をいただけるとは…」という驚きと、「1位をいただいたからには、それに劣らない仕事をしなければいけないな」という責任感を覚えました。(反響はありましたか?)本当に会う方みんなに「おめでとう!」と言っていただけて、こんなに言っていただくことはないので、結婚したのかなって(笑)。すごく不思議な1週間で、幸せでした。
【赤荻歩】本当にうれしいの一言です。去年までは、自分に縁のないランキングだと思っていたので。去年は2人(田村・南波)が大躍進を果たして、自分だけちょっと取り残された感じがあったので(ランキングに)入ってみたいという思いが、入社21年目で芽生えました。その結果、このような形でランクインできたことはすごくうれしいことですし、本当に見てくださっている方はいるんだなと、改めて実感しました。みなさんに感謝の思いです。
(本音のところでは、ランクインしている可能性はどれくらい抱いていた?)1%でもいいから、入っていたらいいなと思いましたが、去年の思いがあるので、壮大に振って「入ってないんかいー!」みたいな感じで、再放送みたいになるのかなという気持ちだったので、いろんな意味でホッとしました。
――田村さんが喜んでいた姿が印象的でした。
【田村】(赤荻アナが)『ラヴィット!』に初めて出てくださった時の映像も、きょう流れていて。ほぼ毎日一緒に番組をやらせていただいているので。そこまで一緒にいる先輩というのが、入社してからあまりいなくて。本当にいつもお世話になっている先輩と一緒にランキングに入れたことが、うれしくてうれしくて、仕方がなくて。みなさんみたいに抱きつきには行かなかったのですが、気持ち的にはそれくらい(抱きつくジェスチャーをしながら)うれしくて。感極まってしまいました。本人が泣いていないのに、泣いたらいけないのですが、感極まってしまいました。
【赤荻】先輩のために泣いてくれる後輩って、なかなかいないので、うれしいですね。
【田村】こうやって番組を一緒にやっていることがうれしくて、ちょっと無理でした。VTRからおりてきて、自分の顔を見たら、思った以上に泣き顔でびっくりしました(笑)。ウルウルくらいで止まっているつもりだったのですが、すみませんでした…!
――南波さんは2位にランクアップとなりました。
【南波雅俊】今年は入れないんじゃないかと思っていたので、まさか…というか。去年ランクインできた時も、自分に縁がないものだと思っていたので、うわー入れたっていう感じだったのですが、順位はいいので、どこかでランクインして、また好きだと言ってくれる人がいたらなと思っていたのですが、まさか2位だとは思っていませんでした。
今回ランクインできたことは、すごくうれしくて。『ラヴィット!』のおかげであることは重々承知しているのですが、『Nスタ』においても今年は自分の役割が変わってきたり、スポーツにおいても、日本シリーズやプレミア12など、自分がやりたかった実況にもよりコミットできて、少しずつ、いわゆるアナウンサーとしての仕事にも手応えを持てるようになってきた中で、選んでいただけたのはすごくうれしいです。
――来年の抱負は?
【赤荻】やることは変わらないですね。『はなまるマーケット』、実況と積み重ねてきた、自分のアナウンサーとしての人生を、来年も同じように繰り返す。もちろん『ひるおび』もありますし、ニュースもありますし、一つひとつ丁寧にやっていけば、また見てくださる方はいると信じて、変わらず、おごることなく、またランクインできたらいいですね(笑)。
【南波】プロ野球選手も「3年続けて認められる」とよく聞くので、「今年2位になったので、1位を目指す」という単純なことではなくて、ラヴィット!とNスタとスポーツ実況の仕事を中心に、あらゆる仕事に全力で、自分なりに工夫をして取り組んで、その結果として、またランキングのどこかに名前を載せていただけたら嬉しいと思っています。なので、また1年間、仕事にまい進したいです。
【田村】1位を取ってしまったら、もう下がるしかないんじゃないかって思ってしまい怖いのですが(苦笑)。でも順位がすべてではないと思っています。こうやって1位をいただいて、喜んでくれる周りのスタッフさんがいらっしゃることで、改めてありがたいなと、感謝と幸せな気持ちになれたので、来年はそういう人たちと一緒に、引き続き楽しく、いい番組、いいモノを作っていければ。そういう仕事ができたらいいなと思います。
【赤荻】もう1つだけいいですか?杉山(真也)も苦労人で、今回10位にランクインしたことを非常にうれしく思います。
【田村】本当にそうですね…。杉山さんの時点で泣きそうでした(笑)。
【南波】杉山さんとは『SASUKE』でよくご一緒しているのですが、杉山さんも本当に手を抜かず、仕事の準備を完璧にやるんです。熊崎(風斗)が赤荻さんのお話をされていましたが、一つひとつめちゃくちゃきちんとされているので、そういうのって伝わるんだなって。
【赤荻】本当に苦労してきた男だったので、この場にはいなかったのですが、一緒に抱きしめたいくらいうれしかったです。僕もなんとか入れて、南波くんも入ったので、来年はもうひとり、TBSとして。個性が強くて頑張っているアナウンサーがいるので、女性も男性も増えていけるように頑張っていきたいです。