東京女子医大が改善計画=「専横許さない」―不正支出疑惑

8

2024年12月13日 20:31  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

東京女子医大の不正支出疑惑を巡り、改善計画を公表し、記者会見する清水治理事長=13日午後、東京都新宿区
 東京女子医大(東京都新宿区)の不正支出疑惑などを巡り、同大は13日、「特定の役員の専横を許さない健全な法人運営体制を構築する」などとする改善計画を公表した。記者会見した清水治理事長(71)は「改革に全身全霊で取り組む」と述べた。

 改善計画では、重要な意思決定が岩本絹子元理事長(77)=解任=や限られたメンバーで行われていたと指摘。決裁プロセスが不透明となり、理事会が形骸化するなどし、チェック機能が働かなかったことも「内部統制やガバナンス(組織統治)不全を招いた原因」とした。

 その上で、権力集中を防ぐため、理事長による部門担当理事の兼務禁止や、人事や経理など主要権限が集中していた「経営統括部」の廃止を明記。外部通報窓口の設置や、コンプライアンス担当理事の新設なども盛り込んだ。

 岩本氏やその側近らに対しては、流失資金の回収のほか、刑事・民事上の責任を追及していくとした。 

このニュースに関するつぶやき

  • 医者側は治療の目的が「死なないこと」とかいう実現可能性ゼロの小学生みたいなことになってるのに疑問もたなw家で死んでても過剰医療の結果ってだけ
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(7件)

ニュース設定